大和町西部、沢に並行する荒れた作業道を下って行くと、山側法面に白いスミレらしき花
が幾つか咲いています。少し法面を上がって確認すると、葉が深く3裂し、それがさらに
細かく裂けていますから、エイザンスミレでしょう。
周辺の杉林際なども含めると15~20株生えています。
二枚とも2023.4.14撮影
一帯は山の北東斜面で杉林になっていますから、半日陰かそれ以下の日照のエリアです。
土質はやや湿った腐葉土層が多いものの、上の斜面から落ちてきた顆粒状の風化土にも生
えています。このような環境がエイザンスミレのお好みなのでしょう。
花の色はふつう淡紅紫色のものが多いのですが、このエリアではほとんどが白色です。
日照が少ないためなのか、或いはこれがこのエリアの個性なのかも知れません。
二枚とも2023.4.14撮影
エイザンスミレは2019年の12月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/ca08ce2fe5b39f54dfbae4ef12868100
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