南三陸町南部、沢に並行する林道を上がって行くと、大きな砂防ダムがあって、その堤体
上に上がってみると、上流側は厚く土石が堆積していて水の流れは見えません。
その土石河原には草丈2m以上もある植物が群生していて、今は枝先にたくさんの果実を
付けています。初めはアザミの果実かと思ったのですが、枯れ残った葉を見てもトゲがな
ので、別の植物でしょう。
二枚とも2021.10.5撮影
葉が残っている茎があり、観察すると上部の葉は切れ込みが無く、下部の葉は羽状に深裂
していて、帰化植物のオオハンゴンソウに似ているようにも見えます。
その前提で果実を観察すると、オオハンゴンソウの花の中心にある、筒状花の花床の形に
よく似ていますね。この植物は草丈が2m以上になりますし、群生することが多いので、
写真の植物はオオハンゴンソウで間違いないでしょう。
二枚とも2021.10.5撮影
オハンゴンソウは2017年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/b040990d602cdfa9f3b5405c5f5161f9
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