町内の散歩で路地に差し掛かると、大震災で損壊した民家跡が空地になっています。
何箇所かある空地の一つに、早くもムシトリナデシコが何株か生えていて、きれいな
ロゼット葉を広げていました。
葉の形はスリムな流線型、白っぽい緑色をしているので、直ぐに判りますね。
土は元々の敷地のものではなく、新たに敷かれたようですから、それに種が混じって
いたのかもしれません。
二枚とも2017.2.5撮影
茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分があって、ここに小さな虫が付着することから、
「虫取り撫子」と名付けられたようです。
ただ、付着した虫を栄養にすることはなく、食虫植物には含まれません。
ヨーロッパ中南部からトルコのあたりが原産地で、江戸時代末期に観賞用に持ち込まれた
帰化植物ですが、栽培地から逸出して、道端や空地で群生していることもあるようです。
〈松江の花図鑑より〉
2 2017.2.5撮影
ナデシコ科マンテマ属の一年草~越年草で、ヨーロッパ中南部原産の帰化植物。
園芸種として花壇などで栽培されるが、野生化して道端や空地などにも生えている。
草丈は30~60㎝、茎は無毛で平滑、上方の2~3節間上半部に長さ5~15mmの粘着部がある。
葉は対生し、葉身は長さ3~5㎝の卵状長被針形で無柄、基部は茎を抱く。
花期は5〜6月で、茎頂や枝先に集散花序を出し、直径1㎝ほどの5花弁を多数付ける。
花の色は紅紫色~淡紅色で、まれに白色もある。雄しべ10個、花柱3個。
萼は先の太い円筒形で、先端が5裂する。花弁の舷部に2個ずつある披針形の鱗片が目立つ。
果実は蒴果で、種子は長さ0.8㎜ほどの楕円柱形。
何箇所かある空地の一つに、早くもムシトリナデシコが何株か生えていて、きれいな
ロゼット葉を広げていました。
葉の形はスリムな流線型、白っぽい緑色をしているので、直ぐに判りますね。
土は元々の敷地のものではなく、新たに敷かれたようですから、それに種が混じって
いたのかもしれません。
二枚とも2017.2.5撮影
茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分があって、ここに小さな虫が付着することから、
「虫取り撫子」と名付けられたようです。
ただ、付着した虫を栄養にすることはなく、食虫植物には含まれません。
ヨーロッパ中南部からトルコのあたりが原産地で、江戸時代末期に観賞用に持ち込まれた
帰化植物ですが、栽培地から逸出して、道端や空地で群生していることもあるようです。
〈松江の花図鑑より〉
2 2017.2.5撮影
ナデシコ科マンテマ属の一年草~越年草で、ヨーロッパ中南部原産の帰化植物。
園芸種として花壇などで栽培されるが、野生化して道端や空地などにも生えている。
草丈は30~60㎝、茎は無毛で平滑、上方の2~3節間上半部に長さ5~15mmの粘着部がある。
葉は対生し、葉身は長さ3~5㎝の卵状長被針形で無柄、基部は茎を抱く。
花期は5〜6月で、茎頂や枝先に集散花序を出し、直径1㎝ほどの5花弁を多数付ける。
花の色は紅紫色~淡紅色で、まれに白色もある。雄しべ10個、花柱3個。
萼は先の太い円筒形で、先端が5裂する。花弁の舷部に2個ずつある披針形の鱗片が目立つ。
果実は蒴果で、種子は長さ0.8㎜ほどの楕円柱形。
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