気仙沼市本吉町山田地区西部、なだらかな丘陵地に広がる牧草地に立つと、西に大木の
混じった雑木林が望めます。これを上っていくと、岩手県境でもある尾根筋が南北に延びて
いるので、これを辿って一関市藤沢町大籠地区に下ることにします。
道らしい道は無いものの、冬枯れの今は林内の見通しが良いので、地形図を読みながら尾根
から尾根へ歩き繋いでいくことになります。
なだらかな尾根を上っていくと、ちょっとした大木が聳えていて、その幹にはマツ肌のような
深い縦溝が刻まれています。周囲の林床を見渡すと、掌状の大きな落葉が散り敷かれています。
これらはハリギリの落葉ですから、そこに聳えている大木はハリギリということになります。
二枚とも2019.2.27撮影
ハリギリの樹皮は厚いコルク質のため、幹が太るとともに縦に深く裂けてきます。
幼木のうちはトゲの多い木なのですが、成長とともにコルク層に埋もれてしまうかのように
無くなってしまいます。
その過渡期のような中径木を見つけたので、撮ってみました。
トゲは先端部を残すのみで、付け根はコルク層が発達して大きなイボ状になっています。
年を経てさらに幹が太ると、トゲはコルク層に埋没してしまうのでしょうね。
二枚とも2019.2.27撮影
ハリギリは2016年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ハリギリの黄葉
混じった雑木林が望めます。これを上っていくと、岩手県境でもある尾根筋が南北に延びて
いるので、これを辿って一関市藤沢町大籠地区に下ることにします。
道らしい道は無いものの、冬枯れの今は林内の見通しが良いので、地形図を読みながら尾根
から尾根へ歩き繋いでいくことになります。
なだらかな尾根を上っていくと、ちょっとした大木が聳えていて、その幹にはマツ肌のような
深い縦溝が刻まれています。周囲の林床を見渡すと、掌状の大きな落葉が散り敷かれています。
これらはハリギリの落葉ですから、そこに聳えている大木はハリギリということになります。
二枚とも2019.2.27撮影
ハリギリの樹皮は厚いコルク質のため、幹が太るとともに縦に深く裂けてきます。
幼木のうちはトゲの多い木なのですが、成長とともにコルク層に埋もれてしまうかのように
無くなってしまいます。
その過渡期のような中径木を見つけたので、撮ってみました。
トゲは先端部を残すのみで、付け根はコルク層が発達して大きなイボ状になっています。
年を経てさらに幹が太ると、トゲはコルク層に埋没してしまうのでしょうね。
二枚とも2019.2.27撮影
ハリギリは2016年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
ハリギリの黄葉
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます