南三陸町戸倉地区の、西戸川上流の山を曲がりくねった作業道で上がって行くと、
標高400mほどの稜線直下にたどり着きます。この辺りは新たに開削された道のようで、
路面も法面も土がむき出しで、そこに小さなスミレが点々と生えています。
葉の様子や、花の後側に付く距の特徴などから、アカネスミレと思われます。
二枚とも2017.5.19撮影
アカネスミレと同定したポイントは、まず花色が濃い赤紫色であること。距が細長く短毛が
生えていること。全体に毛が多いこと。葉が卵形で基部が心形であることなど。
アカネスミレは日当たりの良い丘陵地の林縁などに生えていて、宮城県内では4月初旬
から5月初旬にかけて花を咲かせます。それが5月19日に咲いているのですから驚きです。
標高400mほどの山中ですから、標高が高い分花期が遅くなったのでしょうね。
2017.5.19撮影
アカネスミレは2015年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
初スミレはアカネスミレ
最新の画像[もっと見る]
- フクロシダ 登米町の崖地 4日前
- フクロシダ 登米町の崖地 4日前
- フクロシダ 登米町の崖地 4日前
- ハルニレ 枝にコブ 1週間前
- ハルニレ 枝にコブ 1週間前
- ハルニレ 枝にコブ 1週間前
- ハルニレ 枝にコブ 1週間前
- ハルニレ 枝にコブ 1週間前
- ケヤキ 枝ごと種子散布 2週間前
- ケヤキ 枝ごと種子散布 2週間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます