南三陸町戸倉地区南東部、山裾の林道を少し上がると左手に荒れた作業道があって、これ
を入って行くと周囲には灌木やノイバラが密生しています。少し行くと、早くも緑葉を茂
らせた小高木があり、その葉を見るとニワトコの木のようです。
細部まで観察するとやはりニワトコで、早くも円錐状にまとまったツボミを付けています。
宮城県北では、花は4月下旬頃から咲き始めます。黄白色の小花で、まるで泡ぶくが盛り
上がったかのように、たくさんの花が咲きます。
二枚とも2021.3.31撮影
鳥籠の止り木にニワトコの枝を用いると、小鳥の病気予防に効果があると言われています。
小鳥の病気には、ニワトコの枝葉を煎じた汁を飲ませると治るとありますが、万病に効く
ということでしょうか ? 因みに、人間に対しては枝葉の煎液を飲むと解熱、鎮痛、消炎、
利尿作用があるとされるので、小鳥に対しても同様の作用があるのかも知れませんね。
2021.3.31撮影
ニワトコは2016年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/8344822466d0c964e1d91217ad65ce5f
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