栗原市金成普賢堂地区西部、林道沿いに茂る低木に注目しながら集落方向へ歩いていくと、
道沿いのガマズミの木に、変な実が生っています。ガマズミの変種でしょうか ?
今の季節ですと、ガマズミの実は真っ赤に色付いていますし、もっと小さいですよね。
ミヤマガマズミやコバノガマズミの実も、すでに赤く色づいていますから、これは変種と
かいうのではなく、実の中に何かの虫が巣食っているのかも知れません。
二枚とも2020.9.27撮影
「ガマズミ 虫えい果」で検索すると、私の写真と同様の写真が幾つも載っていました。
ガマズミの虫えい果を「ガマズミミケフシ」というようです。
漢字表記すると「鎌酸実実毛五倍子」で、前半三文字がガマズミ、残った後半がミケフシ
ということになります。
中にはガマズミミケフシタマバエの幼虫が入っています。この実は初冬には落下し、幼虫
はそこで越冬して、翌春の5月に羽化するようです。なお、虫えい果は「虫癭果」と表記
するようです。
2020.10.1撮影
ガマズミは2020年の6月に花を観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/26dc3e4fc92c0af830eba05bf1bd6d57
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