ここのブログにくる人は、青柳さんは路上音楽取材
の専門家だと思っているけれけど、実は、創業系社長取
材も続けているのです(もう、これも20年を越えた)。だか
らと言って、この2つの分野を分けて考えてはいない。
よくいる超一流企業の経営者には、まったく興味がない。
独立系で自ら会社をつくるような人は、「超」をつけてもいい
程個性的な人が多くて、そこが面白くて取材をはじめたの
です。路上のミュージシャンの取材も、まったく同じ。個性的
な人にしか興味がない。だから、いくら人気があろうと、ブー
ムに乗って演奏している人やオリジナリティのない人には、
まったく興味がない。
写真の浦和のロヂャースが改築される前、この場所で、
ロヂャースの創業者にインタビューをした。当時、彼は、
創業の地、吉祥寺で食品関係の販売で失敗した事から、特
に「生鮮系」の仕事を禁じ手にしていた。あれから20年、
今、同社の方針も変わり、生鮮品もガンガン安く売る体制に
なった。実際、店舗に入ると商品がどれもバカ安。家の近所
の「あらゆるものがいつでも高いサミット」とは大違い。
安い。それだけで衝撃波が走る。素晴らしいと思ったっす。
ただ、レジは凄い混んでいて、「買い物籠3段積み」のお客も
多くて、びっくりしたっす。
あの社交ダンスの好きな創業者は、ご健在だろうか? ボー
リング場を買い取って店舗にした所から、入り口にボーリング
ピンの看板板が残ったままの店舗が懐かしい。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/
追記・志木から川越街道をふじみ野方面に向かうと「のんき
屋」という古いリサイクル屋がある。そこの社長は、事業を
やりながら演歌の作曲もしている。名刺をもらったら、日本
作曲家協会にも加盟している。恐るべし。