ライブが終わるとお客さんに、必ず、「青柳さんはステージ
で緊張なんて、全然しないでしょう」と言われる。そう言われ
ると、「性格のせいか」と思っていたけれど正解は違うようだ。
MOS試験では、異常に緊張した。「うちの会場では、パソ
コンを机に向かって斜めに構えてやってます」と言われた時に
は、「そんな不自然な格好でできるか」とキレそうになった。
ディスプレイの形式がちょっと違うだけで、「大丈夫か?」と怯
えた(笑)。
要するに、こういう事だと思う。舞台や普段の生活では、
勝負に負けても格好のよい負け方がある。舞台で、こけて
楽器ごと転がったとしても、それが思い切り走っている時で、
また、転んでもすかさず立ち上がって演奏を続ければ、見
ている方はそれはそれで楽しめる。
ころんで、次の曲に移る時の他のミュージシャンとのやり
取りが面白ければそれでいい。何を「実力」というかには幅
がある。まぁ、ひとまず資格試験の世界ではロックンロール
の魔法はまったく通じへんかったっす。あぁ~、しんど(笑)。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/
青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778