新しいグラスワインリストが登場しましたが、その中にフランス南部コート.デュ.ローヌ地方のシャトーヌフ.デュ.パプ地区のシャトー.ド.ボーカステルブラン０１が入っています。
1日、早速開けることになりましたが、いつも感心する深い色合いです。一つ間違えれば「酸化？」と思わせる琥珀色です。8年目ですから若いはずは無いのですが、暑いこのエリアで取れる主にルーサンヌという葡萄は良く熟します。ということは豊満なボディを生み出す成熟度なわけで、酸は少なめ、おのずと酸化的色合いになるのは止むを得ません。しかし、香りの芳醇さ、味わいの深さは比類なく、力強い肉料理と合わせても負けません。ずっとかいでいたい香りが持続します。不思議なことにグラスに注いで時間が経つと色合いが少し淡くなります。
決してお安いワインではありません。そむりえ亭ですら一杯3100円（税込み）します。しかし、それだけの価値を持っていると思います。主役に出来る白ワインです。一度ご賞味してみては如何でしょうか？