「あ、そういえば」という事がありますね。
例えば30歳位までの私は、この季節に皆を悩ます花粉症など「なに?それ?」って感じで意に介していませんでした。
が、30歳を過ぎた辺りから「えっ、ひょっとしてコレって花粉症?」という症状が出始めたのです。
ソムリエとしてはつらい事でした。
ま、他の人の「酷い症状」に比べればマシだったとは思いますが・・・・・・
が、丁度10年続いて40歳になった途端「そういえば今年は無いな!!」
翌年も「今年もないぞ!!」となるのです。
特別な治療はしていませんでしたが、聞くところによると「そういうもん」らしいのですね。
しかし、その少し後くらいから一つ別の症状が現れることになります。
どちらかと言えば好きだったコーヒーを飲むとエヅクようになったのです。
ほんのちょっとなら大丈夫なのですが、しっかり頂くとゲホゲホと・・・・・・
これも10年ちょっと続いたでしょうか?
昨年の終わりくらいから症状が軽くなってきました。
知人のコーヒー専門家に言わせると「良いコーヒーなら脂も痛んでいないから大丈夫」というのです。
とは言え
そうでないコーヒーもさほどに苦しくなくなってきました。
「ある日、突然」ですね。
そう言う事は自身のことばかりでなく、色々な人が経験していますし、話を聞きます。
蕎麦アレルギーの様に命に係わることでは簡単に「もう大丈夫かな?」なんて実験は出来ませんが、そうでない場合は再チャレンジしてみても良い事があります。
嫌いだと思っていたものが「いやああ、美味しかったんや!!!!!!」ってことも度々聞くのです。
「ある日、突然」いい方向に転換していれば幸せですね。
勿論、その逆でダメになってしまうこともあります。ショックですよね!!
ならば尚更「大丈夫を増やす」ことが楽しいのではないか?と思ったりする今日この頃です。