ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

ワインの道具

2020年01月09日 01時33分05秒 | ワインの事
ワインを扱ううえで様々な道具に出くわします。

色々とあったとしても「必ずしもなければならない」ということもありません。

ティルブション=ワインオープナーやグラスは、まあ、必要なんでしょうが、それ以外は店のタイプや価格帯にもよりますし・・・

しかし「あ、チャンスは過去になかったけれどアレがあったら便利だろうな」とふと欲しくなるものも少なくありません。

例えば・・

シャンパンサーベル:シャンパンを華麗に開ける?サーベル=剣 そむりえ亭には2本あります。

パンス ア シャンパーニュ:硬いコルクのシャンパンを手を傷めずに開けるペンチ そむりえ亭には数種あります。

モズール ア シャンパーニュ:ガスが苦手な方が「こっそりと」泡を抜く道具 あまり使いたくありませんが一つあります。

パンス ア ポルト:古いポートワインの瓶口を焼き切る為のヤットコ 過去に3度使いましたが、一本あります。

パニエ:澱のあるワインを揺らさない、或いは角度を一定に保って済んだ部分を注ぎやすくする籠 数個あります。

デキャンタ:ワインの澱を取り除いた上澄みを入れる、若しくは酸素と触れさせる、または温度調整をするためのガラスの器 沢山あります。

デキャンタ ドライニングラック:洗ったデキャンタを逆さまにして乾かしやすくするスタンド 2個あります。

アントノワール:いわゆる漏斗(じょうご)で細かな目の網がついていて澱の多い、特にポルトなどのデキャンタに使います。
        そむりえ亭ではグラスワインで使うワインに澱があれば、デキャンタしてボトルに戻す時に使ったりします。

タストヴァン:昔、地下のセラーなどの暗いところで樽の中のワインの清澄度などを見る金属製の器。地方によってさまざまな形。 沢山あります。
       昔、私のホテル時代はユニフォームの一環として首からぶら下げていました。

コルクリフト:抜栓時にコルクがボトルに落ちた時に引き上げる道具。 一つあります。

温度計:ワインの温度を測る時に・・・  幾つかありますが、最近は殆ど使っていません。

シャンパンストッパー:開けたシャンパンのガス抜けを防ぐ蓋。最近は色々なタイプがあります。 多数使っています。

バキュヴァン等:開けたワインの瓶中の空気を抜いて酸化を遅らせるゴム栓。  多数使っています。

クレ デュ ヴァン:銅を主とした金属の力でワインのタンニンなどを柔らかくする棒状のもの。賛否両論です。 
         私は20年くらい前、発売前のモニターとして頂いて、実は今でもたまに使います。
         同様の目的の道具も多数開発されていますが、これが一番「定量化」出来便利

コラヴァン:ある種のガス(アルゴンガス、窒素ガス)でワインのコルクを抜かずにサーヴし、更に酸化を防ぐ道具。 そむりえ亭では使いません。


う~~ん、店にもっとあったと思いますが深夜になると思い出せません(笑)

「あ、それ見てみたい」というものがあれば、お申し出ください。

これまでは無かったけれど導入を、という方に何かアドバイスできれば幸いです。


不要なもの、役立つもの、お客様との会話に活きるもの、邪魔なもの、置き方に工夫がいるもの・・・



さて、寒の入りを過ぎました。

これから「えべっさん」「成人式」等の行事で皆様も忙しいかと思いますが、お出掛け先にそむりえ亭もそむりえ入れていただければ幸いです。

ちなみに今日もお席に余裕があります。

お待ちしています‼

           樋口誠