先に言い訳。
私は頭が悪いんです。
だって勉強もしないんですから。
学習や勉強の方法論など語るべき人間ではない、と言い切ります。
そんな私が先日「あっ」と思った番組の一幕。
「スタンフォード大学on-lineハイスクール」という全米一の進学校の校長(なんと日本人です)が語っていました。
・人間の頭はマルチタスクに対応していない。
・よって授業を受けながらノートをとるというマルチタスクは無理。
・メモは後から「思い出しながら書く」
・それによって記憶は定着する。
・こういう学習法をリトリーバル学習という。
概ねこんな感じの事を言っていました。
「リトリーバル」とは直訳で「回収」という意味なのだそうです。
勉強もしない私が言うのもなんですが、妙に腑に落ちました。
説得力がないですよねえ・・・
でも、ノートを取らなくても大事なことは憶えているものですし、逆にノートをよく録る人が覚えていない場面に度々遭遇します。
もし興味が湧かれたなら何かの学びの機会に「その場でメモしない」で「後で思い出しながら書きだす」を試してみてください。
樋口誠