貴腐ワインをお飲みになられた方はそれなりにいらっしゃるかと思います。
ハンガリー、ドイツ、ボルドー、アルザス、ロワール等で極上の甘口ワインとして名を馳せています。
貴腐菌(ボトリティス・シネレア)がぶどうの水分を奪い、複雑な味わいに昇華させますが、上手くいかないことも多く、更には収穫量が減りますので「貴重」と言っていいと思います。
最近はそれ以外の産地で「貴腐」の言葉が聞こえてきます。
しかも「辛口」です。
例えばブルゴーニュ南部のマコネ地区では「貴腐混じり」の葡萄で複雑なものが散見されます。
生産者やインポーターの記載やアナウンスが無くても「あ、これは貴腐混じり」と判るものもあったりします。
ま、生産者は照れ屋なんだろうと思います。
そむりえ亭でも偶に使っています。
マリアージュ幅も広め。
ただ、お店に行って「貴腐混じりの・・・」なんて言うと「マニアな嫌なゲスト」扱いされるかもしれませんのでご注意を(笑)
さて、今日13日はカウンター2名とテーブル一卓の空き、14日はカウンターは埋まりましたがテーブル二卓の空きがあります。
お待ちしています。
樋口誠