セラーをお持ちの愛好家が増えている事は先日触れました。
私の若い頃と比べると天と地の差です。
セラーがあると……
一定温度で長期保存ができたり
今飲みたいワインの温度で保存できたり
タイプ別に保存できたり、と色々使い勝手があるのです。
愛好家のみでなく飲食店なら尚更そこを熟知していないといけませんね。
しかし、残念ながらセラーの温度は設定温度通りとは言えません。
セラーの個体差、季節差、セラー内の位置差、一日のうちのサーモのタイミング差等々、結構な差があるもの。
下記の写真二枚をご覧いただくとわかりますが、かなり設定温度と違うことが判ります。(見にくいですね😅)
上は16度を目指して13度の設定
こちらは同様の温度を目指して16度の設定
同じ温度を目指していても違うセラーでは設定も変えないといけないのですね。
他にも違う温度を目指して数温度帯を管理しています。
ですので、セラーのあちこちに写真のように小さな温度計を入れて、その状態を把握の上で調整するのです。
何十年もやっているソムリエなら当たり前のことですね。
お安いもので大丈夫ですから、小さめの温度計を購入してワインライフをより美味しく進めて頂きたいと思います。
(こんな感じのです)
さて、今日もお席は充分空いています。
お待ちしています。
樋口誠
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