77年目の終戦の日です。
毎度のように書き記しています。
「毎度毎度」振り返らないといけないと思っています。
私は「戦争を知らない子供たち」の世代ですが、両親は戦争を経験しています。
父は激戦地ビルマで終戦を迎え、母は東京大空襲を経験し長兄を満州で失っています。
いずれも未経験者には想像を絶する事象であることを口を酸っぱく語られました。
ビルマでは総数30万人以上の兵隊が動員され16万人を超える死者を出し、東京大空襲では3月10日だけで100万人以上が被災し8万人に上る死者。
おぞましいことです。
先日テレビで「子供には悲惨なドキュメンタリーを見せたくない」という親御さんがいましたし、漫画「はだしのゲン」の図書館での閲覧中止という報道は記憶に新しいところです。
そうではなく「目を背けないこと」が大事だと思うのです。
そして「やられたから、やり返す」は無限ループに突入するのだとロシア・ウクライナや中東での紛争は教えてくれます。
戦争体験者はまもなくいなくなります。
それどころか私のような戦争体験者2世も老齢になってきています。
しかし、若い人の伝道活動も取り上げられています。
心から応援したいと思います。
樋口誠
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