ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

デキャンタ

2017年06月22日 02時16分54秒 | サービス
デキャンタの細かな方法はさておくとして・・・・

私は殆どのワインはデキャンタして良いと思っています。


大概のワインは開けたては「堅い」わけで、香りも味わいも「閉じている」と言われます。

そういう点では赤も白も関係なくデキャンタ(エアレーションと言ったほうがいいのですが・・・)して損はないのです。

一昨日は「シャンパンでデキャンタすることがあると聞いたけれど、本当か?」「樋口もするのか?」と言われる方がいて・・・

答えは「YES」です。

全てのシャンパンをどんな場合でもするか?と言えば違います。

最初の一杯は冷たくフレッシュ感も欲しいので、そのなまフルートでお出ししますが、後半にお出ししたりする熟成型のものはデキャンタするか、早めの抜栓を心がけています。

シャンパンこそCO2で蓋をされているのですから還元的な状況が続いています。
「息を吹き返す」為にはデキャンタは有効なんですね。

若い頃(バブルの頃)にはフィリポナ社のクロデゴワセというシャンパンにはメーカーから高価なデキャンタが配布されて「子のシャンパンをお出しするならデキャンタしてくれ」と言われたり、ジャックセロスと言うシャンパンも推奨されています。

中には嫌がるお客様もいるかもしれませんが、そむりえ亭の場合、グラスでお出しするので「後半用のシャンパン」はデキャンタされていると諦めてください。


きっちりと上等なデキャンタを使う必要なありません。

空き瓶でいいんです。

「空気と触れさせる」ことが目的ですからね‼‼

どんな風にすればよいか?は、どうぞ店に来て私のやっているところをご覧ください。

しょっちゅうしていますので・・・・


どうぞご遠慮なく覗いてくださいまし・・・


       樋口誠

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