毎日毎日、沢山の命が天に昇って逝かれます。
長く生きれば生きるほど「昔から知っている人」は増えるわけですので、訃報も日を追うごとに身近になってくるのは当然です。
さて、この一か月大事な御三方が旅立たれました。
大江健三郎さん
坂本龍一さん
川村晃司さん
大江さんは言わずもがな。ノーベル賞作家ですが天に向かって声を挙げる「言論人」
坂本龍一さんはミュージシャンですが、実は私は音楽に疎く「ミュージシャン」ではなく「言論人」として視ていました。
川村さんはテレビ朝日の解説者ですから、ま、生粋の「言論人」です。
言論はいつの世も無くてはならないものです。
賛否はあれど、です。
誰も物を申さぬ人ばかりでは独善・独断が蔓延ることは世界を見渡せば一目瞭然です。
彼らは忖度なく言論を立てていたように思います。
一市民の私達が言えない事、或いは言っても届かない事、そして私達の小さな言論を後押ししてくれる事を身を挺して語るのです。
そして、それは「ヘイト」でなく「暴力」でもなく・・・
右も左も関係ありません。
小さな声で囁くくらいしか出来ない私ですが、まだまだ「死ぬには早すぎた」彼らが後悔しないように囁いてみたいと思います。
昨日、ワイドスクランブルで大下容子アナが涙ぐんで追悼の言葉を発していました。
見た目には優しそうな彼女の「時折発する鋭い言葉」はきっと彼らの遺志を継いでいるのだろうな・・・
見た目には優しそうな彼女の「時折発する鋭い言葉」はきっと彼らの遺志を継いでいるのだろうな・・・
さて今日4日はほぼ満席。
明日5日明後日6日は沢山空いています。
どうぞ宜しくお願いいたします。
樋口誠
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