昨日は気が付けば3軒のはしご酒をしてしまいまして、帰宅早々にバタンキュと寝てしまいました。
お蔭で睡眠たっぷりで目覚めましたが、肝心のブログ更新を忘れていることに今気づいた訳であります。
申し訳ありませんでした。
さてさて今週は珍しく予約が「少なくない」一週間です。
満席ではありませんが、ヒマではないという安心感は嬉しいものです。
準備万端で臨みたいと思います。
昨日は気が付けば3軒のはしご酒をしてしまいまして、帰宅早々にバタンキュと寝てしまいました。
お蔭で睡眠たっぷりで目覚めましたが、肝心のブログ更新を忘れていることに今気づいた訳であります。
申し訳ありませんでした。
さてさて今週は珍しく予約が「少なくない」一週間です。
満席ではありませんが、ヒマではないという安心感は嬉しいものです。
準備万端で臨みたいと思います。
私はブログのアクセスを増やす為に書いている訳ではありません。
お店の休みとか貴重な食材やワインが入ったとか、などをお越しになるゲストにお知らせするためです。
だって、間違ってお休みしている店の前まで来られてシャッターが降りているとガッカリされるでしょうし、あの食材やワインがあれば行ったのに、と後悔されても困ります。
ですから、このブログとFB,ツイッターで情報をお知らせしたいだけなんです。
で、毎日の更新する事で、そうでない他愛もない話題でも欠かさず書いているのですが・・・・・
昨日のブログは何人かの方にシェアして頂いたせいもありますし、テーマが時宜を得ていたのでしょう。
通常PV(ページヴュー)が300を少々超える位なのに、昨日は2150もあってしまって「コワッ!!」って思ってしまいました。
昨日、ここ=ブログにお越しになられて、今日も見られている皆様。
私は普段はそんな事ばかり書いておりませんので御容赦くださいね!!
そんな皆様に申し上げておくことは「そむりえ亭はお客様が選んだ料理に私樋口がグラスワインを合わせてお勧めする変ったお店です」という事です。
そんなお店で宜しければ、覗いてやってください。
そんな事を言いながら、今日10日(日)はお休みを頂きます。
どうぞ皆様も良い日曜をお過ごしください。
私も飲食店を営んでいますし、かつてはホテルで勤めていました。
今回のニュースは許されることではありませんし、撲滅すべきことなんだろうと思います。
牛肉に脂を注入とか、ブロイラーを地鶏とかは、ワインで言うなら安いテーブルワインにロマネコンティのラベルを張ったりしている「フェイクワイン」と同じですよね。
糾弾されて然るべきです。
しかし、よくよく調べてみると「これってセーフじゃない?」ってのも出てきます。
例えば「イセエビ」でウィキペディアを引いてみると、必ずしも国産でなくても「イセエビ」の範疇ですし、「ロブスター」で引くとオマールやザリガニが出てきますが「イセエビも指す」のです。
フランス語に置き換えた「ラングースト」は「イセエビ」と訳されます。
「芝エビ」も同様で「東京芝浦近辺で獲れた」ものとは規定されていません。
「パナメイ海老」は違う事が判りますが、あるマスコミの表現だと「東京芝浦近辺で獲れていない」が理由になっているのです。
ウィキペデイアが全てではありませんが、「広く認識されている」という意味ではマスコミの叩き方は異様です。
番組で「やらせ」があっても出演者と制作現場の人たちは罰を受けているのが流れますが、社長は謝罪会見をしているでしょうか?
ホテルなどは「返金」で大変な事態ですが番組スポンサーに「返金」しているのでしょうか?
数日前、海外での日本酒についてトンデモナイ記事が出ていたことが炎上していましたが削除されて終わりですね。記者のみならず、責任者がマスコミに出ての謝罪はありません。
いや、それらの謝罪を私が見ていないだけかも知れませんが、偽装、誤表示については徹底的に「白日にさらされ」ているのに比べてあんまりな有り様です。
我々は大事な食を預かる身ですから、嘘はいけません。
が、マスコミは人を叩くなら自分たちの身を律する覚悟を持ってほしい。
切に願います。
昨日はカリフォルニアの名門ベリンジャー社の誇る「カベルネソーヴィニヨン.プライヴェートリザーヴ02」のダブルマグナム(3㍑)を開けました。
何しろ4本分ですからヒマなそむりえ亭で一日で無くなるはずもありません。
というか無くなってはいけません。
何故ならドンドン美味しくなっていくのです。
2002年と言えば11年経っていますが、ナパのワインは強いですし、大きなサイズの熟成はゆっくりと言われます。
根拠は判りませんが、私の経験でも確かにそう感じます。
一つは「動かない」(流通が、の意味)
二つには容量に対して瓶口が小さい(酸素の量が少ない)
などという事が言われますが、果たしてどうなんでしょうか?
今回のワインに関していうと未だ若さを充分にたたえ、しかしタンニンの滑らかさは心地よい。
しかし熟成香は未だ出ておらず「学校は卒業し、社会人となって5年目、加齢臭はまだ」ってところでしょうか?
美味い。です。
料理に合わせるには抜群のコンディションで、この季節の強い食材に持って来い。
今日飲まれる方はラッキーな飲み頃を楽しめると思います。
熟成に関していうと同じベリンジャーのワインでも95年は最近飲んでもっと若く感じましたし98年は充分熟成香も出ています。
86年は緒方拳のようないぶし銀を感じました。88、89は「とっちゃん坊や」
熟成環境やボトル差、試したグラスや温度にも影響を受け、順番でも大きなイメージ差がでます。
私は対価を頂いて提供する身ですから、このワインを出来る限り良い環境で美味しく召し上がって頂きたい、と準備を進めます。
今回「開けよう!!」と思ったのも過去の同じワインの縦横のテイスティング経験から「これなら3㍑を2、3日バキュバンなしでいい状態を保てる」と感じたからです。
若いソムリエの方には「古いワインをテイスティングする」では無く「若いワインと共に熟成をともに寄り添う」を覚えて頂きたいな、と思います。
そうすると「熟成の幅」を手の内にすることが出来るんですね。
あまりに古い(50年、60年経った)ワインは、その内「貴重品)でしか無くなります。
20年やそこらなら「そんなに珍しがらずに済む」のですから、追いかけて欲しいものです。
という事で今日もベリンジャーCSプライヴェートリザーヴ02、召し上がって頂けます。
昨日の貸切は・・・・
実は美味しい近江牛の熟成肉の賞味会だったのです。
そういう肉を扱われるお肉屋さんの集めたお客様が、その近江牛熟成肉と愛農学園という学生が造る素晴らしい豚肉、そして私の選ぶワイン。
手前味噌ですが、「良かったぁ!!!!!!!!!」
しかし、他のお客様にはその美味しさは伝わらない訳です。
少しでも残ればお裾分けしたのですが、残念ながら残りませんでした。
という事で、今日はそのお詫びに、(少しですが)大きなサイズのスペシャルワインをグラスで開けようと思います。
ベリンジャー.カベルネソーヴィニヨン.プライヴェートリザーヴ02ダブルマグナム(通常サイズの4倍瓶)
カリフォルニアの名門ベリンジャーの特別ボトルの11年熟成です。
まだまだ若い力を秘めた、しかしカリフォルニアの太陽を浴びた力強さと滑らかさを併せ持ち、余分な肩の力が抜けた今、今日出番です。
120ccで24杯分です。
通常価格に直すと3,600円位(そむりえ亭価格)(偽装表示ではありません)しますが、今日は2,500円でお出ししたいと思います。
出来れば明日8日まで持ってくれればと思いますが無くなれば「次の一手」を考えたいと思います。
タマの大サイズ熟成ワイン。
どうぞ早めのお電話をお願いいたします。
お待ちしています。
3連休の明けた昨日5日は超が付くヒマでした(泣)
ま、仕方ない、と前を向いて頑張ります!!
なんですが・・・・・・・・
今日6日(水)は団体様の貸切なんです。
終了次第、閉店とさせて頂きます。
一般営業は致しませんので御容赦くださいませ!!!
また、この団体様では「ある方が」「ある特殊な食材」を使った賞味会をするのですが、多めに仕入れて若干量を翌日辺りにご紹介できるかな、と思っていたのですが、どうも余りそうにない感じです。
何人かのお客様には期待を持たせることを言っておりましたが、申し訳ありません。
お詫びと言っては何ですが7日8日辺りは何か大きなサイズの面白いワインでも開けようと思っています。
詳しくは明日のブログをご覧いただければ、と思います。
という事で、今日は御免下さいませ!!
3連休が増えて、いつもと違う客層の日が増えています。
特に昨日までの3連休は3日の日曜をお休みしたものの家族連れのオンパレードでした。
私も飲食業を始めて35年(ホテル学校時代を入れると37年)です。
最初の頃のお客様はとっくに亡くなっておられる方も少なくなく、当時の息子さん、娘さんがお爺さん、お婆さんのお年です。
そんな変遷は、いつの間にか私の子供と言っていい年頃の方々のお子様がデヴューされてきているのですから時がたつのは早いものです。
いつまでたっても独身で子供の無い私にとっては、こういう光景は「家族の疑似体験」です。
なにか嬉しくって仕方ないのです。
ハッピーマンデー制度は決して飲食業には有難い制度では無いと感じていますが、こういう時は「よかったのかも?」と思います。
その子供たちも「アッという間に」ワイングラスをぐるぐる回しだすんですよね。
いったい私がどこまで現役で、家族の歴史をお手伝いできるのかは定かではありませんが、可能な限り寄り添っていきたいな、と感じた3連休です。
今日は平日ですから、これまたいつもの大事なお客様の1週間が始まります。
色々なお客様に助けられているなあ・・・・・・・
フレンチのソースというとバターとクリーム、そしてワインやフルーツが目に浮かびます。
しかし最近は様相が違ってきています。
今月のメニューには蕪の葉っぱをソースにしていたり、九条ネギをソースにしていたりです。
魚や肉に絡みやすい粘性もありますし、旨味も充分。
特に寒くなってきてからの野菜は甘みが顕著なんですね。
更に香りも良いのです。
何より体に優しいのです。
油脂が少ない訳ですから食後の胃のもたれがありません。
ワインと合わせられない、と思いがちですが、実はよく合います。
実際の所は野菜とそのソースの副素材にもよりますが、少なくても下手な従来のソースより、赤でも白でも寄り添う事が多いのです。
身体に優しく、美味しいソースが今のフレンチの良さでもあります。
是非、優しい味わいを美味しく召し上がってください。
寒くなるにつれて美味しくなる野菜。
楽しみな季節です。
先日もお伝えしておりました様に本日3日はお休みを頂戴しております。
私は古い知人の陶芸展に参ります。
どうぞ御容赦くださいませ。
かねてより私はドメーヌ指向もネゴシャン指向もない、という事を言っています。
本当にないんです。
私が欲するのはグラスワイン30種類のバラエティに当てはまるワインであって「変わったワイン」ではないのです。
で、今月は「らしいワイン」の典型を造る老舗3社のワインけい10種ほど使っています。
シャンパンはヴーヴクリコ、ブルゴーニュはジョセフ.ドルーアン、ローヌはポール.ジャブレ。
いずれも土地の古典的な個性をど真ん中に表している生産者です。
つまり最近はやりの過剰な「造り込み」ではない、ま、カッコよく言えば「エレガンス」があるものです。
シャンパーニュはイースティで円やか、ブルゴーニュは雑味が無く澄んだパワー、ローヌはスパイシーだが太っちょではない。
ジャブレは先代のジェラールが亡くなった後に「スランプ」などと言われましたが、それを抜け出して伝統を維持しています。
名門ならではの苦悩を抱えながら前に進んでいます。
どの地方でも「究極の畑」とか「超絶の造り」と言われるワインがありますが、上記の三社は「積み重ねた味わい」だろうと思います。
ど真ん中。
老舗のワイン、どうぞお試しください。