song1234です. こんにちは、お元気ですか?

日記です。Since 2007年11月~、神奈川県湘南在住、ハワイアン、ウクレレ、スチールギター演奏が趣味。

読書 「一茶」 藤沢周平 著

2010年03月21日 18時01分52秒 | 
春風の強い日が続く.

今日は、藤沢周平氏の「一茶」のご紹介.
別冊文藝春秋1977年春~1978年新春にて出版

小林一茶は、1763年に生まれ、1827年に65歳にて
亡くなったが、その間に2万句を作ったと言われている.

信州は、柏原で生まれ、江戸との往復が何回かあったが
結局同じ柏原で一生を終える.

以前北陸へのドライブで、一茶の家を見たことがありました.
小さな土蔵って感じでした.

俳諧師という聞こえはいいが、半分乞食のような生活、、
実母が早くなくなり、継母に追い出された一茶は当てもなく
江戸に行かされる.

初めから俳諧師等というものになる意思はなかったが、
今日の食事も確保できない環境に追いやってしまった.

継母、父は、やはり親としての責任は問われるでしょう.
皮肉にも苦労した故、一茶らしい俳句ができたんでしょう.


(文春文庫ふ1-42ブックカバーより一部引用させて頂きました)

代表作

・秋寒むや ゆく先々は 人の家
・秋の風 乞食は我を 見くらぶる
・瘠蛙 まけるな一茶 是にあり
・やれ打つな 蠅が手を摺り 足をする

ついでに私から
・春風が 運んできたよ 花粉をね    オソマツ.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする