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song1234です. こんにちは、お元気ですか?

日記です。Since 2007年11月~、神奈川県湘南在住、ハワイアン、ウクレレ、スチールギター演奏が趣味。

読書 「ボトルネック」 米澤穂信 著

2010年03月28日 09時52分14秒 | 
寒い日が続いたせいか、花粉はいつの間にか少ない感じです.
もうピークは過ぎたのかな?

今年の花粉は、2月初めからでいつもより10日早かったから
終わるのも10日早いはず?

昨日読んだ「ボトルネック」 米澤穂信(ほしん)著をご紹介しましょう.
著者は、1978年生まれだから、まだ30歳チョットの若き作家です.

発想は10代、執筆は28歳の時、
ミステリー小説です.

ボトルネックとは、瓶の首は細くなっていて、
水の流れを妨げる、、、つまり、、

全体の向上のためには、まずボトルネックを
排除しなければならない..

ボトルネックとは、広辞苑では、「支障となるもの」.


(新潮文庫よ33-1ブックカバーより一部引用させて頂きました)

自分の世界が、自分のいない違う世界へ瞬間移動する.

自分には死んだ兄がいて、姉はいない、
しかし移動した世界では、自分の代わりに姉がいる.

しかも兄は、生きている、そして自分はいない世界、、、

移動してから、全てが大変、同じような環境だが、
全てが食い違う、自分の家、、自分はいないのだから戻れない、、、

結局そういう世界に移動したんだ、、
ということを理解しなければならない.

今までの自分のいた世界は忘れなくていけない.

あり得ない自分をとりまく世界の移動、、、、
いやはや、何が何だか、、、理解するのが、大変でした.
理解できないことが起きてるんですから、、、

若い作家はすごいこと考えるんですねえ.

どこか「時をかける少女」に似ている.
コメント
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