soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

これぞスター映画、これがハリウッド

2005-05-05 10:38:23 | 大作映画ハリウッド系
「Shall we ダンス」★★★★満足
リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス主演

背筋をピンと伸ばし、
二人が優雅な弧を描くと
ダンスの会場もそして画面のこちら
劇場の中も映画の魔法にかかる。

隙の無い映画だ。
何故ダンスがしたくなったのか、
それはふとしたきっかけ、
人生がなんだとか難しい理由は不要。

スームーズな流れるような展開と
時々の笑い。
そしてホロリとさせ、
舞台と脚本とキャストそのどれもが
ピタッと画面にはまっている。

映画がそのひと時、見ているこちらに
夢を見させてくれるものなら、これは大成功。
しかし現代においては皆何かもっと
目新しいものを要求しており、その分この映画に
新しさはないのが残念。

ただラスト近くのデパートをエスカレーターで
上って来る主人公の姿。
何だアレ、決まりすぎ。
文句つけられない。
日本人にはムリだね、あのシーンは。

これはビデオまで待たずに、時間がぽかっと空いたら
劇場で見て欲しい作品。

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★★日本版も出来はいい★★
日本版と比べてどっちがいいとか
そういうのはくだらない。全然違うからね。
ただどっちが好きとか、あのシーンが良かったとか
せめてそんな話をしたい。

リチャード・ギアはあまりハズレが少ない俳優。
そして「愛と青春の旅立ち」「プリティウーマン」の2作は
名作として残っていくだろう。
俳優にとっていい作品にめぐり合うことで
その価値が決まってしまうのは不幸なことなのか
ラッキーで幸福なことなのか。

今日、映画館の予告編で「ミリオンダラー・ベイビー」を
見ながらヒラリー・スワンクの姿を見て考えた。
彼女はアカデミーを2度受賞していながら
スターの輝きはいまひとつ。
そんなことを考えたのでした。