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読書と旅行と柴犬のブログ
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「GOAL! 2」これぞアメリカンドリーム、批判的な視線を封印し楽しみたい

2007-06-20 20:37:27 | 大作映画ハリウッド系
「GOAL! 2」★★★☆
クノ・ベッカー主演
ジャウム・コレット=セラ監督、2007年イギリス(114分)


当初の予定より遅いペースでの公開で、
この調子なら、主人公は次のワールドカップに
出られそうだ。

メキシコから逃れ、アメリカで暮らしていた少年は
イングランドで幸運なデビューを飾り、
今度はベッカム達のスター選手のいる
レアル・マドリッドと契約し
控えからスタメンへと成長していく。

完全な成功物語で、
出来過ぎと思えるところも多いが、
最初から分かっていたことだからかそれほど気にならない。

それよりもボールを蹴りもしない自分までが
試合のシーンでは熱くなることに戸惑いながらも、
ひとりの青年のサクセスストーリーを
心地よく受け入れ、
このまま夢を掴んで成功してもらいたいと
切に願うのだ。

実際の生活では周囲のだれからも認められ、
何より自分の思い描く理想像を
達成する事は難しい、
いや、まず無いと言っても良いくらいに
その道は険しく扉は誰にでも開かれているものではない。

だからこそ、劇場の暗闇の二時間くらい
夢が見たいのだ。
出来過ぎだって良い、
そんなことありえないと思いながらも
映画の主人公の栄光の瞬間を見たいのだ。

シニカルな目でみなければ
この映画を見ている二時間は
他人事ながらなんとなく幸せな気分が味わえる。

★ありがちな展開で驚きもないが
点数をつけるとしたら75点くらい
見逃すと損するとも思えないが
悪い気はしない★

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サッカーの試合シーンは臨場感があり
やはりシュートはいいものだ、スタジアム全部の視線を一身に集め
美しいゴールが決まる。

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