「アイ・アム・レジェンド 」予告は詐欺映像だった？でも面白かった

「アイ・アム・レジェンド 」★★★☆
ウィル・スミス 主演
フランシス・ローレンス 監督、アメリカ、2007年、100分

（以下、内容に触れていますので、見終えてから読むことを勧めます）



人類最後の男が
無人の摩天楼に向けてゴルフの打ちっ放し、
傍らには犬。

予告編で長く見ていた映像、
なんか面白そうな予感が高まるが
あれは確かにこの映画の一部だけど
本来の方向とは違うほうに観客を導いている。

でもそれで劇場へ足を運ばせたのだから
コマーシャルの価値はあったわけだ、
でも不親切だよなと見終わってから思う。


まさかゾンビもどきに夜になると怯え
ワクチンを作って世界を救おうと
研究を続けるという設定が次第に明らかになると
なんか違うなーと感じ始める。

ただここからこの映画をつまらないと感じるか
まあまあ楽しめるかだけど、
自分はゾンビ系の映画が好きなので
かなり楽しめた。

暗闇がそっと街を覆い始めると
闇の彼らの世界が始まる、
なんか起こる、今度はヤバイとか
結構恐怖の準備をしつつ
醜悪なクリーチャーの行動を楽しんだ。

ＳＦの予測不能な展開を楽しみたいなら
はぐらかされ具合は、かなりイタイ結果となるだろうな、
でも怪物が出て主人公は自分の存在をかけて
地球を救うという、マンガもどきの展開は
これはこれで良いんじゃないかな。

これだけのＣＧ、マジメな造り、
これだけの資金をつぎ込んだ贅沢な
廃墟と化したニューヨークの街
これを見るだけでもこの映画を見る価値アリ。

★100点満点で75点、
新年最初の映画としてはまあまあのスタート！★

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しかし予告は不親切だったと、それだけは言えるな。

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