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読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

書籍「女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ/古内一絵(著) 」独特な雰囲気はあるが、主人公の存在が薄い

2017-01-16 09:45:59 | 読書の時間
書籍「女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ/古内一絵(著) 」★★★☆
中央公論新社 (2016/11/16)
268ページ、1.620円


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「お待たせしました。
シャールさん&「マカン・マラン」復活です! 
病に倒れていたドラァグクイーンの
シャールが復活し、
いつものように常連がくつろげる
お店に戻った「マカン・マラン」。
そこには、やはり様々な悩みを
抱えた人たちが集ってきて?
〈擬態〉だけ得意になるランチ鬱の
派遣社員へ「蒸しケーキのトライフル」。
夢を追うことを諦めた二十代の
漫画家アシスタントに
「梅雨の晴れ間の竜田揚げ」。
子供の発育に悩み、
頑張り続ける専業主婦へ
「秋の夜長のトルコライス」。
そして親子のあり方に悩む柳田とシャール、
それぞれの結論とともに食す「再生のうどん」。
共感&美味しさ満載、
リピート間違いなしの1冊です。」

(Bookデータ HPより)

昨年この作者の作品を初めて読んだ。
書籍「マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ/古内 一絵 著」★★★★
ありそうで、無さそうなカフェ 2016年02月27日(土)
←クリックすると過去記事へ


最初の作品は単純に面白かった、
で、こんな雰囲気の続きも読みたいと
思っていたので、発売時に購入し
読む順番待ちリストに。
最近はネットで本を買うと、
その作者の新作が出ると
メールで知らせてくれる、
便利なのかおせっかいなのか。

今回は全部のストーリーに
この店主のシャールさんは
脇役的にほんのちょっとだけ登場する。


色んな話が始まり
どこであの店に繋がるかと思えば
皆、引き寄せられるように
店の近くを歩き
路地裏の小さな灯りを見つけ
たどり着く。

たどり着く人と
たどり着かない人

そういう事もあるだろうな
そんなふうに思いつつ読んだ


他人とは違うと思いつつも
他人と比べて
自分はどうだとつい、考えてしまう。
この店の主人公の
ドラッグクイーンの姿は
普通に街中で見たら特異に見えるのに
登場人物たちの心に
スッと入り込むのは
どこか他人とは違っていて良い
それを明らかに確認出来るからかも。



店で提供される
しっかりした料理というより
まさに夜食のような料理を食べ
そこに集まる人達と話す事で
何かは解決されるというより
受け入れていく。

読みやすいのでサラッと
読めてしまうが
前作と比べるともうひとつだったかな。

この本は設定が既に固まってるので
今後も続けていけそう、
次もあれば読みたい。


★100点満点で75点


soramove
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