「オオカミの誘惑」★★★☆
カン・ドンウォン、チョ・ハンソン、イ・チョンア主演
相変わらずヨン様を追っている
日本のマスコミと
韓国での人気が
ズレているのは映画通ならよく知っている。
昨年3度ソウルに行き,
数本の映画をみた。
いつも街中で映画スターの
企業広告ポスターを
あちこちで目にし、
そのほとんどは日本では未公開の
軽めのラブ&コメに出演する若い俳優だ。
彼らはTVドラマでまず人気者となっている。
カン・ドンウォンはどうも韓国では
本当に凄いらしい。
この「オオカミの誘惑」は
共演のチョ・ハンソンの人気もあって
60万人を動員の大ヒットとなった。
「シュリ」が240万人を動員した1999年以降
韓国映画は制作費も大きくなり「JSA」「チング」
そして「ブラザーフッド」は350万人と、
ハリウッド映画の成績を超え始めた。
しかしその前年以前は60万人動員すれば
その年のトップの成績くらいにあたり、
「オオカミの誘惑」がいわゆる大作でなく
かなり軽めの青春ものでのこの成績は
主演の2人の人気によるところが大きそうだ。
昨年の東京国際映画祭では
舞台挨拶があるということで
チケットはオークションでかなりの高値となっていた。
最前列は5万円を超えていた。
映画はひとりの女の子と二人の男子校生の三角関係。
見所は韓国の日常風景が見られることと、
日本映画では感じられない?役者の生き生きとした表情。
類型的な演出もたくさん見られるが
そういうちょっとクサめな部分を差し引いても
見ていて楽しくさせてくれる映画だ。
その点、邦画は演出が細かすぎて、その人の持つ
きらきらとしたその時だけ放つ輝きも押さえつけている印象がある。
ただ二人は女の子の内面に惹かれるという設定ながら
どう見てもそれほど惹かれないし
学校の人気者二人がその女の子に固執する理由が
いまひとつピンとこなかった。
もちろんその理由も後半で明かされるが
それでも「どうかなー」という気分。
3月19日に公開が決まったので
俳優の力だけではヒットを出しにくい
日本でどんな成績がでるか楽しみだ。
(2004/10/30シアターコクーンで鑑賞)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/49/45a145ec6d548bfafc968129987483b4.jpg)
カン・ドンウォン、チョ・ハンソン、イ・チョンア主演
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/89/4e2475eb17e53baa58d87b69eb8b3453.jpg)
日本のマスコミと
韓国での人気が
ズレているのは映画通ならよく知っている。
昨年3度ソウルに行き,
数本の映画をみた。
いつも街中で映画スターの
企業広告ポスターを
あちこちで目にし、
そのほとんどは日本では未公開の
軽めのラブ&コメに出演する若い俳優だ。
彼らはTVドラマでまず人気者となっている。
カン・ドンウォンはどうも韓国では
本当に凄いらしい。
この「オオカミの誘惑」は
共演のチョ・ハンソンの人気もあって
60万人を動員の大ヒットとなった。
「シュリ」が240万人を動員した1999年以降
韓国映画は制作費も大きくなり「JSA」「チング」
そして「ブラザーフッド」は350万人と、
ハリウッド映画の成績を超え始めた。
しかしその前年以前は60万人動員すれば
その年のトップの成績くらいにあたり、
「オオカミの誘惑」がいわゆる大作でなく
かなり軽めの青春ものでのこの成績は
主演の2人の人気によるところが大きそうだ。
昨年の東京国際映画祭では
舞台挨拶があるということで
チケットはオークションでかなりの高値となっていた。
最前列は5万円を超えていた。
映画はひとりの女の子と二人の男子校生の三角関係。
見所は韓国の日常風景が見られることと、
日本映画では感じられない?役者の生き生きとした表情。
類型的な演出もたくさん見られるが
そういうちょっとクサめな部分を差し引いても
見ていて楽しくさせてくれる映画だ。
その点、邦画は演出が細かすぎて、その人の持つ
きらきらとしたその時だけ放つ輝きも押さえつけている印象がある。
ただ二人は女の子の内面に惹かれるという設定ながら
どう見てもそれほど惹かれないし
学校の人気者二人がその女の子に固執する理由が
いまひとつピンとこなかった。
もちろんその理由も後半で明かされるが
それでも「どうかなー」という気分。
3月19日に公開が決まったので
俳優の力だけではヒットを出しにくい
日本でどんな成績がでるか楽しみだ。
(2004/10/30シアターコクーンで鑑賞)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/49/45a145ec6d548bfafc968129987483b4.jpg)