soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「イースタン・プロミス」自己満足的な出来上がり

2008-06-19 00:09:37 | ミニシアター系映画
「イースタン・プロミス」★★★
ヴィゴ・モーテンセン、ナオミ・ワッツ主演
デヴィッド・クローネンバーグ監督、2007年、100分
アメリカ イギリス カナダ



「ロード・オブ・ザ・リング」の王様、
ヴィゴ・モーテンセンが本作で
アカデミー主演男優賞の候補となった。

この一点くらいしか
この映画のウリはなさそうだ、
監督に期待するバイオレンス度も
最近では平均的な部類だし、
日本に住んでいる自分には
あまりに遠く離れた出来事であり、
だからどうなんだ?という感じが強い。


ナオミ・ワッツの役どころも
全部カットしてもこの映画に
それほど影響が出るとは思えない。

地下組織のボスに忠実に仕え、
自らその地位に昇ろうと野心を抱く男には
もう一つの秘密があった。

このあたりは、一瞬驚くが、
だからといって主人公の葛藤があるわけでもなく、
脇のモニカ・ベルッチのダンナも
どっちつかずな印象だ。

重々しく緊張感の続く映画ながら、
終わってみたら、たいして内容のないものに感じた。
何が言いたかったのか、
そんなハテナマークばかり。

俳優ならこういう陰のある役をやってみたいだろうな、
でも見たものの心に残らない映画は空しい。
この空しさこそこの映画にずっと流れる
テーマだったのなら、それはそれですごいけどね。

★100点満点で60点

soramove
★参考になったらココもクリック!←ランキング上昇ボタン

ヴィゴ・モーテンセンも時々主演映画が届くが
まだ王様以降決定的なものがない。

★映画ランキングはこちら


最新の画像もっと見る