soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「HERO」ドラマとして面白いが、映画としての魅力を感じない

2007-10-05 00:49:33 | 邦画
「HERO」★★★☆
木村拓哉、松たか子主演
鈴木雅之 監督、2007年



興行収入100億を越えそうな勢いの
久々の実写ヒット作をやっと見た。

「踊る・・・」には及ばないものの、
魅力ある作品なら、観客は足を運ぶのだと
実感した。

TVドラマを見て無いので
キャラを楽しむことはできないが、
ストーリーもすっきりと練られていて、
実に見やすい。
これなら多くの人にも、見終わった後
良い印象を与えることは出来そうだ。

でも、これ映画じゃない、
せっかく映画にするなら、もっと予算を使って
スケールの大きな作品にして欲しかった。

ドラマの続きのようで、
新鮮さもないし、
釜山ロケとビョンホン登場くらいじゃあ、
TVでやれよ、これくらい
そう、言いたくなる。

もちろんもっと地味な映画はたくさんあるわけで、
そういう小さな作品を見るのは
好きだけれど、最初の出発点が違うものだからね。
比較は出来ない。

なんかもっと大画面でわざわざお金を払って見る
価値のある真打のような作品を期待してたが
ただのドラマの延長のようで残念だった。

犯人の自供があり、
簡単に決着するかと思われた事件が
大物弁護士の登場で雲行きが変わっていく。


それぞれに存在感を出して
安心して見ていられるし、
松たか子演じる微妙な恋心なんかも
いじらしいけど、
やはり心の底から楽しむことはできなかった。

とはいえ、誰が見てもそこそこ楽しめる作りは
久々の「ヒーロー」を楽しみにして来た、ファンには
充分に応えた出来といえるのかもしれない。

★ 100点満点で65点
特に映画的な魅力は感じなかった★

★参考になったらココもクリック!←ランキング上昇ボタン

公開4週目に入って興行収入57億円を越え、
まだまだ快調に伸ばしている模様。100億の大台は?

★映画ランキングはこちら


最新の画像もっと見る