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書籍「遮断地区 /ミネット・ウォルターズ著」小さな地区での暴動を描く

2014-07-13 19:45:32 | 読書の時間
書籍「遮断地区 /ミネット・ウォルターズ著」★★★
ミネット・ウォルターズ 著 ,
東京創元社 (2013/2/27)
(526ページ ,1.361円)


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「ある不穏な噂と少女の失踪が人々を変えた。
封鎖された団地での二千人規模の
暴動、監禁、そして殺人。
血と暴力に満ちた緊迫の一日を描く、
現代英国ミステリの女王の最高傑作。 」

(「BOOK」データベースより)

TVもステレオも消して
本と向き合う、
作家は、凄い
何もないところから、
全く新しいものを作りだし
こうして届けてくれる。

今日何があっても
本を読み時間はその世界に没入する
そんな時間を大切にしたい。

だからこそ、良い本に出会いたいと願うが
それはまた、別の話だ。
ということで、読んだ本


もう少し期待したけど
面白さは予想の範囲内で
次が知りたくて
ページをめくるのももどかしい・・・
って、訳じゃなかった。



少女の失踪が大々的に報道される中
渦中の家族は
家族という名だけで
繋がりは希薄だ、
そんな時、近所に小児性愛者が
越してきたことが知れると
少女の失踪と小児性愛者という
二つのキーワードが
地区の人々の心に
最悪の結論を導かせることになり
狭い地域は暴動の渦に飲み込まれた。


こういうことってあり得るだろうし
海外ではひとたび暴動がおこると
それと連動して
略奪や巻き込まれた人々の死が
報じられている、

なんでそこまで行ってしまうのかな
時々そんな報道を見ると考える。

今回も事件とは別に
何かに不満のはけ口を求めた人達が
たまたま近所の犯罪者に
その憎悪の牙をむけたわけで
そのなかで中心となる
数人の様々なシーンが描かれている。

これって映像にしたら面白そう、
だけど文章では
人間の暴動の広がりや
そのスピードが
うまく活かされていないので
どうにももどかしい



設定は面白いと思ったが
展開は予想の範囲内で
やはり新鮮な驚きが欲しかった、
つまらなくは無いが普通の出来、
次に期待しよう。


★100点満点で65点

soramove
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