soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「クワイエットルームにようこそ」レクター博士みたいだ

2007-11-24 21:39:40 | 邦画
「クワイエットルームにようこそ」★★★
内田有紀主演、大竹しのぶ 、蒼井優 、りょう 、宮藤官九郎 出演
松尾スズキ 監督、2007年



自殺のつもりなんてないのに、
睡眠薬をビールで大量摂取して
そのまま寝たのか、昏睡したのか
同居の男性によって
精神科に入院させられた女が主人公。

クセのある患者がゾロゾロ出てきて、
大竹しのぶはその中でも好き放題やってる、
生き生きしてるからね、
たいした女優だ。

自殺するつもりは無いと言っても
大量の睡眠薬を飲めばどうなるかは
分かっていたはず、
仕事がそこまで追い込むのなら
その仕事は彼女には合っていなんんだろうな。

「それでも好き」っていう感情はわかるけど、
自分をコントロールできなくてはね。


内田有紀はハマリ役で
精神を少しおかしくした人達のなかで
普通であることと、そうでないのは
本当に紙一重だと納得させる


とにかくおかしな人ばかり登場するが
一番おかしく、そしてアヤしかったのは
宮藤官九郎だ。
前歯治せよ、お金は相当あるのだろうから。
今時タバコのせいなのか不健康な色の前歯前回で
ヘラヘラ笑ってる。

本当にオカシイ人は
実はフツーに暮らす日常の中にいるのかもな。

見逃したら損失と思えるような映画じゃないけど、
ゆったり椅子に座って
オカシナ世界を見ている側であることに
少し安心できる


「レクター博士みたいだ」というのは
手足を拘束された主人公を
お見舞いに来た男が「羊たちの沈黙」の
登場人物を連想して言った言葉。

自分の意思と関係なく
人は日常に縛られているのかもね。

★100点満点で65点

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蒼井優のフツーのなかのキレた女の子というのが
一番怖かったな。

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1.000.000アクセス達成しました!ありがとう!

2007-11-23 00:18:46 | soramove
1.000.000アクセス達成しました!



先程気がついたら100万アクセス越えていました。

2004年12月24日(金) から始めたこのブログですが、
約3年間で延べ100万人の方々に読んでもらえたのは
すごく嬉しいことです、ありがとうございます。

最初の記事は
★「春、バーニーズで」(吉田修一)を、どう読むか
http://yaplog.jp/sora2001/archive/3

それから昨日の記事
★「僕がいない場所」自分の居場所を探すこと

これまで903の文章を書いてきました、トラックバックも19.486と
一つの記事の平均では20あまりと、そんな繋がりも嬉しいです。

また
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では、現在13位と、映画を見て感じたことと
旅行や本の感想など、気ままな文章を書いてきたにしては
上出来じゃないでしょうか。

これからも、書きたい時に書きたい記事を書いていきます、
また時々アクセスしてもらえたら、励みになります、よろしく!

さて今年もあと一ヶ月と少し、
どんな映画に出会えるか、それから12月にはまたソウルへ行きます、
読もうと思って順番待ちの本もまだまだ読みきれていません。

自分なりの何かを発信し、それが誰かの心に届いたら
それが自分の喜びでもあります。



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映画好きだからこそ、これだけ多くの記事を
書き続けてこれています、次にはどんな映画と出会えるか、
楽しみで楽しみでたまりません。

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「僕がいない場所」自分の居場所を探すこと

2007-11-22 00:18:08 | ミニシアター系映画
「僕がいない場所」★★★☆
ピョトル・ヤギェルスキ、アグニェシカ・ナゴジツカ、パヴェウ・ヴィルチャック出演
ドロタ・ケンジェルザヴスカ監督、2005年、ポーランド



自堕落な母親に見捨てられた少年、
自分の居場所を求める彼の日常は
かなり厳しいが
人のものを盗らず、施しは受けず
凛とした姿勢が良かった

でも現実は厳しく、
寒さのなかでとぼとぼ歩く姿は
子供は守られるべきと改めて感じる。

以前、「ロゼッタ」という
これも少女が一人で生きて行く映画を見たことがあるが、
あちらはも少し大人で
なんとかやって行けそうな希望があったが、
こちらはまだ10歳にもならないような子供で
一人で生きてくのはやはり難しい。

くず鉄を集めてそれをお金にしたり、
近くの家の少女が食べ物を運んでくれたりはするが
それもギリギリだ。

自由とは、やはり自立してからでないと
手にすることは出来ないのだろう

寒空の下、腹を空かせていては
夢も見れない。

日本では格差社会が問題とされているが、
それでも小学生の子供を
学校にも行かせず働かせる親はいないし、
それを社会が認めない。

戦後すぐには子供も重要な働き手だったが、
今はそれを考えると
マシな世の中といえるだろう。

途上国へ行くと
子供は快活に働いている、
それが自ら望んでの事なら良いなと
思わずにはいられない


しかしほとんどは働かざるを得ない状況で
その中でも明るい笑顔を見せてくれている。

個人個人の考えは様々で
価値観も多様だ、
それでも根っこの部分で
守らないといけないものは社会が
守りたいなと痛切に感じた。

★映画の出来は100点満点で75点くらい★

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こういうドラマ性の強い作品は
レンタルを待つより、劇場で見たい。
週末寝転んで、主人公の少年と対面したくないな、

映画祭の空いた時間に
渋谷で単館ものを見ようと、
小雨の中初めて行く劇場で鑑賞


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名古屋の「ラオパサ LAO PASA」でシンガポール料理を食す

2007-11-21 00:21:04 | 名古屋グルメ
シンガポール料理を中心としたメニューを出す店が
名古屋にもある、
この10月10日に開店1周年を迎えた
「イーストダイニング ラオパサ」だ。




初めて行く店なので
おまかせコースを頼んだ。

カウンター席が厨房を取り囲んだL字型に、
そして奥にはテーブル席がある店内は
シンプルな内装、ゴテゴテした飾りは一切ない。
大人の隠れ家的な雰囲気。


野菜の漬物のような小皿料理
ターメリックとナッツ、ちょっと酸味が利いている。

パクチーは大丈夫ですかと聞かれて、
大好きですと答える。

次はエビのすり身の揚げ春巻
スィートチリソースにつけて食べる。
うまい、10本くらい食いたい。
頑張れば自分でも作れそうな気もするが
こうして作ってもらって食べる方が美味しいに決まってる。

パクテーという骨付き豚肉のスープは
完全に中華だ、薬膳のような
漢方の香りがする。
見た目濃い味を想像するが
ハーブとスパイスのバランスが良い、
クセがあるが名物料理のひとつなので試したい。

ここでシンガポール料理名物のチキンライス登場、
ここにはこれを食べに来たので
すぐに小皿に取り分けて、タレで調節して食べる。


ライスはチキンを茹でただしがしみこんで
いい照り状態、チキンと一緒に食べると
自然と笑みがこぼれる、
やはり人間は美味しいものを
食べている時が幸せなのだと実感する。


デザートを聞かれたのでチョイスして、
まだ食えそうなのでメニューから
「エビのチリソース シンガポールスタイル 1.200円」と、
蒸しパンを追加で注文、このチリソースに
パンをつけて食べるのだけど、ソースを残さずきれいに
つけてお皿には何も残らない。

こんな美味い物を考えた人は天才だ、
地元料理として
わりとフツーに食べてるシンガポール人に軽く嫉妬。


そしてラクサの登場。
ココナッツミルク風味のスパイス少な目のトムヤンクンに
麺が入ってる感じ、美味しい。

お店の人がシンガポールで食べたチキンライスの味を
表現してくれる、さすが料理人
表現する語彙が豊富なので、聞いてるだけで
ツバを飲み込む、
ホント卑しいヤツだ、さっき食べたばかりなのに。


春にシンガポールへ行った時に食べたチキンライスは
もうひとつだったけれど、満足できるものが
名古屋にあるからね。


デザートはマンゴーのシャーベットを頼んだ。
口の中があっさりして気持ちいい。


シンガポール料理は中国、マレー、インドが
混ざり合ってると聞いた。
いいものを持ち寄って、アレンジして
時間をかけて出来たんだなと実感。


大人数で行くなら別だけど、カウンターに座って
お店の人と少し話しながら
料理の説明やシンガポールのことを聞きながら
食べるのもいい。
まあ、邪魔にならない程度にしたいけどね。


コースは2.500円から、今HPからクーポンで
お得なコースがでてるようなのでオススメだ。

HPはココ

ご馳走様でした。


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せっかく行くなら、初めての種類の料理を食べたいし、
注文の時はスタッフに聞くのも楽しいし、正しい食べ方だと思う。

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★「恋空」V2達成!★ 最新映画興行ランキング(11/18付)

2007-11-20 00:20:18 | 映画のランキング
最新映画興行ランキング(11/18付
チャートはこう着状態、上位4作品は動かず、
初登場は7位の「ソウ4」のみ。

 1 (1)  恋空
好調が伝えられると、さらに主演の劇場挨拶など
露出が増えて、こういう映画にしては珍しい
粘り強い興行となっている。

もしかすると、大きく化けるかも。


 2 (2) ALWAYS 続・三丁目の夕日

作品は前作より良い出来と言ってもいいくらい、
口コミ効果がどのくらいか分からないが、
もう一度見たくなる映画だ。

 3 (3) バイオハザードIII

この作品も、この作品としてはレベルは高く
見た人の評価も概ね好評。

幅広い年齢層は狙えないが、コアなファンを持っている、
来週は落ちていくのだろうな。
でも大健闘だ!


 4 (4) ボーン・アルティメイタム

主演のマット・デイモンを表すような地味なチャート、
出来は最高の部類なので、来週あたり2位くらいに食い込んで
もらいたいものだ。

 5 (6) 映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険

 6 (5) クローズ ZERO

 7 (-)  ソウ4

全米では3.000万ドルを稼いで初登場首位発進、
前作までの仕掛け人ジグソウとアマンダに代わり、
今作では別の人が死のゲームを開始する。

子供向きではないこんな映画がここまでヒットし
続編も好調というもの、不思議な感じだ。

 8 (7) やじきた道中 てれすこ
 9 (8) ヘアスプレー

期待された成績にはもうひとつか、ただし映画の内容は
見てみると軽快な音楽とは全く違うため
違和感はあるが、それも含めて押し切る強さがこの映画にはある。

10 (9) 象の背中

年齢層は高い客が多いようだが、本来はこういう作品も
ちゃんと評価されて、一定の成績を残して貰いたいものだ。


ということで、強い新作が無いため
チャートは動かなかった週末、一番見たかった映画をみて
さあ、次はみんな何を見るのだろうか。

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8位のやじきた道中ですが、こういうのが入ってると
ほっとするね。

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