「握ったコブシを開けば、怒りも消える」
-- アラン(フランスの哲学者)--
もっと心を開いて、いろいろな人に話しかけてみれば、
いつかは自分の波長に合う人に出会うこともできるでしょう。
守ろうとしなければ、傷つくこともないのです。怒りだってそうです。
誰かを憎んで、ぐっと握り締めていると、そのネガティブなエネルギーは、
どこにも行けずに自分に向かうことになります。
そのために苦しむのは自分なのです。
ただ手を開いてみてください。
人生には、もっともとあなたの貴重なエネルギーを
向けるべきものがあるはずでしょう。
怒りのエネルギーは、どこかへ飛ばしてしまって、
前を向いて歩いていきましょう。
視野が開けてくれば、怒りの原因の出来事だって、
さまざまなことを学ぶきっかけなるのだと気づくこともあるでしょう。
あなたは、何を守ろうとしているのですか?
何を恐れているのですか?
誰に対して怒りを感じているのですか?
そんなに手を握り締めていて、苦しくはないですか……
さあ、もっと元気になるために、その手を開いてみましょう。