「同じことを何度もくりかえして、違う結果を期待するなんてばかげている」
-- ビル・オハンロン(アメリカのセラピスト)--
何か問題に出会うと、ついつい、
「なぜ、こんなことになったのだろう?」
「私のどこがいけなかったのだろうか?」
「私の育ち方に問題があるのかも?」
などと考えてしまいがちですね。
原因を知ることが意味を持つこともあるでしょうが、ただ時間を無駄にして
いたり、より落ち込むきっかけになる場合もあるのです。
今を楽しむという視点では、やっぱり、
「どうすればもっと良くなれるだろうか?」
「問題を解決するために、私ができることはなんだろう?」
という方向に意識を向けてみる方がいいようです。
人生だって、本当に心がワクワクしているときには、とにかく前に進んでい
くことだけしか頭に浮かんではきません。
ということは、そんなふうに意識を、原因究明ではなく、より良くなる方向
へ向けるだけで、いろいろなことが変わってくるのかも知れません。
過去に見につけた習慣や考え方が、今の人生を創りだしているということな
のでしょう。
「どうすれば、生きることをもっと楽しめるように意識を向けていけるのか」
ということを考えてみてくださいね。