日本での読書療法は、吉田松陰によって始まったそうです。
吉田松陰は、獄中でも時間を無駄にしませんでした。
自ら積極的に勉学に励むだけでなく、
囚人たちを誘って、読書や勉強をさせ、教え導きました。
彼らの人間としての価値や生きがいに目覚めさせたのです。
その精神は、私塾「松下村塾」で、
後の倒幕、明治維新で重要な働きをする
多くの若者(高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山縣有朋など)を
育てることにつながっていきます。
良い本を読めば、
心に栄養、頭に知識が蓄えられます。
目が開かれ、世界が広がります。
生きていく指針も生まれます。
生きるエネルギーが湧きあがってきます。
私たちも、どんどん良い本を読んでいきましょう。