しゅぷりったあえこお nano

ブログ版 シュプリッターエコー

勇気ある善光寺――聖火リレー

2008-04-19 23:56:13 | スポーツ、オリンピック
 長野の善光寺が聖火リレーの起点になることを拒みましたね。
 勇気ある決断ですね。

 聖火リレーといっても、もう市民のものではないですね。
 聖火という空虚な物神を守るために、護衛隊が市民を排除しながら進むんですから。

 中国は聖火の歴史をけがしましたね。
 人間の自由と主体と美しさをたたえる祭典を、人間を抑圧しながら進めようとしているのですから、そりゃあ矛盾が出ますよね。

 聖火リレーを国家の権威誇示に利用しようというのは、ナチス・ドイツと同じ発想ですからね。
 邪霊がよみがえるようですね。

 しかし中国の国民は、報道が徹底的に検閲されているものですから、自国が正しいと信じていて、フランスなどへの抗議行動を起こしていますね。
 日本がいちばん正しいと信じた戦前・戦中の日本の国民とそっくりですね。

 報道の自由がないところでは、こんなふうにみんな裸の王様になるんです。

 それにしても、コトナカレ主義と微温主義と口先ばかりが横行しているように見える仏教界で、善光時の決断はそう快ですね。
 精神のみずみずしい働きが仏教によみがえるようですね。