社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

ニュースの見方

2007-06-16 22:24:01 | マスコミ批判
 教科書検定で、沖縄戦の時「民間人の自決を軍が強要した」と言う事実を外す決定がなされたことに対し、当時の生存者が異議を政府に訴えました。これは非常に重大なことです。旧軍部の生態がどのようなものか野間宏氏の「真空地帯」を読めばご理解できると思います。同時に10年ほど前の運動部や暴走族やチンピラの上下関係にその残照を見ることができます。日本にもこのような暗部があったことを歴史に残さないことには民族の進歩はありません。
 同様に沖縄戦の暗部はマスコミは多く取り上げますが、サハリンや北方領土での旧ソ連の暗部は全くといって良いほど取り上げません。ここに大きなベクトルを感じます。

 NHKの教育テレビで、ニュースを見る4つの基準をを放送していました。かなり画期的な放送だと思います。
1、映像は切り取られて使用される。
私が知っているのは左翼のデモなど下からの映像が多いのですが、上から映すと迫力がありません。若者の町といって若者のアップが映る場合周りに子供連れやサラリーマンがいるケースがあるそうです。
2、インタビューは編集される。
インタビューは放送時間内に納めねばならないため、編集されます。編集者の考え方によりニアンスが180度変わることもあります。
3、表やグラフに注意せよ。
表やグラフは特にメモリや単位に要注意です。
4、BGMに注意せよ。
同じ映像でもBGMにより受ける印象が大きく左右されます。

 このような事を放送すること事態NHKはさすがであると関心させられますと同時に民放の行きすぎた偏向報道に対する警鐘ではないでしょうか。
特に朝日新聞グループの偏向報道には目を覆いたくなることが多いようです。中国や韓国の言い分をあえて国際法に照らすこともせず報道するその姿勢に嫌悪感さえ感じる日本人は多いのではないでしょうか。同時に賛同する共産主義者や社会主義者と言うよりは、無政府主義者の方々が多いようです。本来の共産主義者の方であれば「赤旗」の読者であろうと思いますが、中途半端な左翼の支持する新聞が朝日新聞ではないでしょうか。それと連動するテレビ朝日ではないでしょうか。 
コメント (1)
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