社会科学上の不満

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ハンカチ・ハニカミ王子と韓流ブーム

2007-06-09 17:22:30 | 社会常識と教育
  早慶戦でハンカチ王子が、日本アマオープンでハニカミ王子が色々と話題を提供してくれました。そしてもう片方の主役がこの2人群がるオバチャンやマスコミでした。齋藤選手の選手交代に落胆し座りこむオバチャンたち、バンカーを横切りグリーンで静かにでいないオバチャンたち。野球を観戦にきたのではなく、ゴルフを観戦に来たのではないことだけは、ハタ目にもしっかりと理解できました。
 そしてこのおバチャンたちは、仮想敵国と我国をみている韓国の番組のファンでもあります。俗に言う「韓流」のファンたちです。
 いずれも共通していることは、「好きだったら何をしても良い」と言う安易で無責任な心理に裏付けされた行動です。監督が調子が悪いピッチャーを交代させるのは当たりまですし、紳士のスポーツたるゴルフでマナーを守れないギャラリーは論外です。そして、先日の朝鮮日報の記事(F-22を日本が配備する可能性について)等を読むに、明らかに日本を仮想敵国と見ています。そのような国の番組に熱を上げるとは愚の骨頂です。その昔、ヒットラーがゲッペルス宣伝相を使った宣伝戦にまんまとはまっているようなものです。金大中元韓国大統領が映画で世界に「打って出る」と発言したことは有名です。その第一弾が「シュリ」でした。しかし現在は宣伝戦の様相が強いように思えます。「平時には仮想敵国内に、自分たちの潜在的な味方を作る」と言うのが現代戦のイロハです。その例として、ハリウッド映画があげられるでしょう。冷戦時の敵は、旧ソ連かナチスドイツが圧倒的でした。それ以降はテロリストかナチスドイツです。ナチスドイツにハリウッドがこだわるのはユダヤ資本で運営されているためです。旧同盟国の我国の国民さえハリウッド映画でナチスドイツの制服が出てきただけで、「こいつは悪者だ」とスリ込まれてしまいました。
 そのような安易な作戦に安々とハマってしまう国民の民度だからこそ、その程度の政治家しか選択できないのです。ヒッラーはドノようにして独裁者になったのでしょうか。そうです、選挙により当時のドイツ国民から選ばれたのです。国民≒選挙民ですが、選挙民がいい加減だと独裁政治となるのです。日本のオバチャンたちは本当に民主主義の担い手としてふさわしいのでしょうか?
 さらに、その民主主義の大事な要因の1つに報道の自由があります。その報道機関が主催者に断り無くゴルフ上の上空からヘリで撮影しようとしたり、ハニカミ王子の対戦相手にマイクを付けようとしたり、もういい加減にしろよという感想です。しかも、謝罪での社長の態度も関心が持てませんでした。やはり「放送法」の強化以外にこれらを律する方法は無いようです。

コメント (1)
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