社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

国民は生命と財産を守るため税金を納めている

2010-12-03 00:06:21 | 外交と防衛

以前このblogにも記載したことがあるが、なぜ国民は国家を必要とするのか。言い換えれば国家の存在基盤は何なのか。今一度民主党政権には振り返ってもらいたい。

 「生命と財産を守ること」突き詰めれば国家の存在意義はこのことに尽きるであろう。

民主党はこの「国民の財産を守る」ことのために多くの政策を掲げ政権交代を果たした。しかし、その結果が未だに見えてこない。岡田幹事長が20101121日のNHKの討論番組でしばらく時間がかかるような発言をしていた。やはり裕福なボンボンは違う。いつまで待てばよいのか?現在国民の多くは食うや食わずに近い状況になりつつある。今日生き残ることが出来るかどうかと言う状況で数年先に未来があると言っても誰も支持できない。まず今日生き残ることが大切である。この理屈が理解されていないようだ。

 毛沢東のハチロ軍も思想的に賛同して軍隊を編成したのではない。ハチロ軍に付いていけば「飢えない」から国民党=蒋介石の軍より多くの人間が毛沢東を支持したのである。

この辺りの基本的なこともボンボン岡田幹事長には理解できていないのではないか?

 更に中華人民共和国は領土・領海を侵しつつある。これは「直接人命にかかわることに発展する」可能性が大きな問題である。「ナショナリズムの勃興は慎むべき」などとキレイ事を言う前に具体的な対策が必要である。例えば、南西諸島の領海内に深度100200mに機雷を敷設しそれを公表するもよし秘密にするもよし。日本の領海内で中国の潜水艦が触雷し沈没しても中国が文句言う筋合いはない。まして水深がそれだけ深ければ通常の船舶は関係がない。憲法上の問題もなく直ちに実行できるはずである。沈没の事実だけ「事故」として報道すればよく、中国側も日本の領海を侵犯した潜水艦が自国のものとは認めがたい。注意点は同盟国への告知とその海域でのその深度での魚業禁止である。要は政府の本気度にかかっている。

コメント
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