マグロをはじめとした漁業資源は近年国際的な規制が厳しくなっている。クジラの漁獲制限もクジラのえさとなる漁業資源である鰯等の小魚との資源としてのバランスを欠いていることも世界中に訴えていく必要性がある。しかし、日本の発信力は非常に弱い。
マグロの養殖は近畿大学が成功している。これを日本の領海内で大々的に行うために農林水産省は予算を組み合える必要があるのではないか。このようなことを政治主導と言うと思うのだが。先を見据えた政策を意外に行えない民主党に唖然としている方が多いのに気が付かないのか。自民党の批判をしてそれに賛同した有権者が政権交代を導いたのだが、実際自分が政策を実行する立場になると何もできない。これでは政権交代を期待した有権者は愕然としている。
予算削減は官僚組織が自分たちの権限の縮小に繋がるため反対も大きいだろうが、組み換えならばどうであろうか?同じ省内の予算の優先順位は政治主導で行えるのではないか。それさえ出来ない大臣ら3役にその資格があるのか。
同時に党内の意見調整をおこなわなければ、第3回の事業仕分けみたいな無駄時間と無駄な経費をかけることになる。