海上保安庁が50人以上に処分を下すようだ。ビデオ流出事件の余波だとすると、やはり政府民主党はアホであることを証明したようなものだ。本人と直属の上司と関係者の数名で処分を抑えないと海上保安庁の業務に穴をあけることになる。また隊員の士気にも関わる。この問題は、現場で命を張る海上保安官の怒りに近い不満が根本にある。ここの不満をなぜ汲み取らないのか理解できない。部下は人形ではないことが理解できていないのだろう。ヤミで左翼のフィクサー(仙谷官房長官の友人)を中国とのパイプ役で暗躍させるより、何度も言うように事件後即ビデオ公開とともに船長を逮捕すべきではなかったか。
政治判断のミスを棚にあげ必要ないと思える処分を科すとは。この政権の仮免合格は相当難しい。世界史上これほどまでに防衛をないがしろにしてきた政権も珍しい。17世紀に英国に対立し内部分裂で自己崩壊したネザーランド(オランダ)ぐらいだ。総督オレンジ公の最後の姿は、原作デビルマンの牧村美樹の最後に引用されている。近年ルーマニアのチャウシィスク大統領の例もある。日本国民がネザーランド(オランダ)国民より優しいことを願う。