5月11日民主党が大反省会なるイベントを行ったそうだ。恨み節や批判にその重心があり自らの反省が少なかったようだ。特に管元首相の「小沢氏はひどかった」に代表されるように、責任転嫁が目立った。小沢一郎氏がいなければ民主党はそもそも選挙で勝ち政権に就くことすら出来なかったのではないか?確かに政権に就くことで「無能」ぶりを証明できた訳であるからヒドイのであろう。素人集団の民主党をマトモに政権運用させるには、小沢一郎氏への権力集中がカギだったと考えるが如何なものだろうか?
長妻氏の「官僚が動かなかった」とは厚労省のことだと推測するが、当り前である。現在の厚労省の幹部がペイペイの頃に年金行政は、民主党の支持母体である連合に蹂躙されている。「電算化反対」や「合理化反対」などの掛け声で、年金行政をメチャメチャにした勢力が連合に代表される労働組合である。この洗礼を受けたペイペイが現在幹部になっている。マッチポンプの民主党年金政策に協力できるか良く考えて欲しい。
現在の株高や円安で景気は回復傾向にある。民主党3年3ヶ月間に景気は回復したか?プライマリーバランスより先ず国民の生活(食うこと)を維持することが先決と多くの有権者が感じている。1000兆円の返済はインフレしかない、だったら安倍総理の提唱するゆるやかなインフレが国民に負担をかけない。民主党の財政政策ではデフレで衰退した日本においてハイパーインフレを招く。
民主党政権で優遇されたのは中韓の外国の産業であり、日本を代表する幾つかの企業が消えた。民主党政権下では日本の企業は衰退し、安全保障もガタガタになった。どんなに屁理屈で繕おうと百聞は一見にしかずで、国民の大多数は最早民主党の寝言を信じない。民主党は日本より中韓のために経済政策を行ったと非難されて仕方がない。結果がそれを証明している。
そこへ東北大震災、福島第一原発事故の対応の不手際が加わる。福島第一原発の避難指示発令直後、多くの中韓の連中が避難地より物品を盗み出した事実を忘れてはならない。
民主党議員は地方議員には良いが、安全保障や国民の「食う」ことに責任がある国政には向かない人種であることを証明した3年3ヶ月であった。