【ソウル=豊浦潤一】韓国の朴槿恵パククネ大統領が、北京で9月3日に開催される中国の抗日戦勝記念式典に出席する方向で検討を進めていると複数の韓国政府関係者が本紙に明らかにした。
軍事パレードに出席する可能性もある。「良好な対中関係を維持する狙い」からだが、参加すれば日本や米国との摩擦が予想される。
朴大統領の式典出席については、3月にソウルで行われた中韓外相会談で王毅ワンイー中国外相が尹炳世ユンビョンセ韓国外相に要請した。中国は、日本に対して歴史問題で韓国と連携した上、米韓同盟にくさびを打ち込む狙いがあるとみられる。
米オバマ政権は朴政権に「(出席すれば)中国とともに日本を圧迫する形になる」と憂慮を伝えた模様。日本も反対の立場を伝えたが、韓国側は「日本を圧迫する狙いではない」と理解を求めたという。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150810-OYT1T50139.html
米国大使暗殺未遂事件、AIIB参加、THAAD配備拒否、そして抗日戦勝式典参加、全て米国の意向に逆らって、同盟関係が維持できるのか?
米民主党政権であるから未だに米韓同盟が存続しているのであり、共和党政権であれば、韓国とは国交断絶になっているケースである。
最早、米国が韓国と同盟を結ぶ価値などない、米高官が「日本さえよければ断交したい」と言っていた。共産化の緩衝地帯としての価値しかない朝鮮半島と言う認識であろう。故に米海軍や空軍基地は日本にあり、朝鮮半島には即応部隊の陸軍しかない。しかも50年近く駐屯していた第一機甲旅団4500名はゴールデン・ウィーク前後に帰国、3ヶ月交代で駐屯する代わりのテキサスの機甲旅団は未だに赴任していない。
韓国は本当に「最悪のタイミングで最悪の判断を行う」とは非常に的を射ている。これで年内に戦時統制権の返還と在韓米軍の撤退とは確実になった。
今回、韓国は中国の提示する踏絵を踏んだようだ。米ホワイト・ハウスが引き止めても無駄だった。
韓国は中国の属国に戻るということである。朝鮮戦争で戦死した米兵や日清戦争で戦死した日本兵は無駄死にだったということか?
韓国に日本は「教えない・貸さない・関わらない」の無視外交を続けて行くのが正解のようだ。米国も韓国を「敵国」と認識してきたようだ。