2015年10月17日 16時39分 共同通信
【ワシントン共同】韓国の朴槿恵大統領は16日、オバマ米大統領との首脳会談後の記者会見で、環太平洋連携協定(TPP)の交渉が大筋合意したことに絡み、韓国のTPP参加問題について、米韓は「今後緊密に協力していくことにした」と述べた。
ただ、オバマ氏は記者会見で韓国の参加問題には言及しなかった。
韓国では日本との輸出競争上の危機感から、5日の大筋合意直後から参加を急ぐべきだとの論調が目立ち、政府も積極姿勢を示してきた。一方で韓国メディアは、議会での批准手続きが残っていることを理由に、米国がすぐには韓国と本格的な論議に入れないとの姿勢を見せていると報じている。
今更参加しても既に決まったルールでの参加となる。いつもの我侭は通用しない。韓国に不利な条件も多いのが現在決まったルールである。これを変更しようとすればTPPそのものが瓦解する。
アメリカはもう、TPPも軍事技術も韓国には一切譲歩しないだろう。中国を完全に断ち切るまではね。TPPも中国を経済的に締め出すもの、韓国も中国と共に沈め!
との見事な分析が書き込みにあった。
病気と闘いながら甘利元大臣の奮闘により、日本主導とまでも行かなくても日本がイニシャティブをとって纏めた今回のTPP、日本のマスコミが評価していないぐらいである。その証拠に米国も渋々賛成であった。そこでやっと纏まった状況下で、世界の困ったちゃんの一つ韓国を加盟させるかどうか予測できないほど韓国政府は愚かなのか?
TPP加盟国で一番の親韓国は日本ではというメンバーである。韓国の加盟に賛同する国は少ない、先ずないと思えるのだが。唯一賛同しているニュージーランドも韓国とのFTPのメリットを回収したく賛成しているのが見え見えである。
このTPPにより中韓は益々経済的に追い詰められる。工場等の投資もこのTPPが優先となる。TPP間の貿易ルールもこの取決めに拘束される。
中韓の身勝手なルール変更は許されない、もっともTPP加盟国外の中韓には直接関係ない。
韓国が世界から孤立して行く過程である、後は宗主国様の中国に面倒を見てもらう以外にない。その情況下に自ら選択して陥ったのである。