世界中のサイキックたちが、2015年に人類が破滅へと向かうことを予言していた。
その中には、「2015年に第三次世界大戦が勃発する」との指摘も多かったが、この恐るべき予言がとうとう的中してしまったようだ。
なんと、ローマ教皇が「すでに第三次世界大戦が始まっている」という旨の発言を行い、世界中のメディアを驚かせている。
(略)
今月13日に発生したパリ同時テロ、そして首謀者であるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の台頭。さらにアメリカにおける人種間対立、依然として継続するウクライナ騒乱とロシアのクリミア侵攻など、今年も数えきれないほどの争いが世界各地で発生し、多くの人々が犠牲となった。
そして14日、イタリアの聖職者放送局「TV2000」の電話インタビューに応じた第266代ローマ法王フランシスコ1世だったが、なんと「イスラム国」の暴挙を厳しく非難した上で、前日に発生したパリ同時テロは「第三次世界大戦の一部だ」と語ったというのだ。
しかも16日には、オランド大統領までもが「フランスは戦争状態にある」と演説している。
http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201511__2015.html
バチカンは「ファティマ第三の予言」を有しているからか?基本西洋は「予言説」の文化、東洋は「因果律」の文化と、大きくその倫理観や道徳観の土台が異なる。
予言説とは「全ては神様の意志であり、既に決まっている」と言う事。人間は神様の教え通りに生きて行く。と、言うモノであり神に認められた者はその声を聞くことができる。犯罪者はこの神の声が認識(聞こえることとは別)できないので罪を犯すものと定義されている。世界は神様>人間(白人)>ケダモノ(有色人種も含む)に大別されている。これが西洋文化の根本的な部分に染み付いている。
東洋の「因果律」は物事には原因がありその結果が顕現すると言う思想である。カトリックにより「因果律」がキリスト教に取り入れられたが、西洋の文化は概ね「予言説」が思想の根幹にある。故に「予言」の影響力は我々日本人が考えるより西洋人に与える影響は大きい。しかもこの「予言」を審査するのは、現在バチカンぐらいしか残っていない。
宗教改革のマルチン・ルターを未だに悪魔としているヨーロツパの田舎も残っている。意外にキリスト教宗派間の対立も凄い、米国でさえケネディー大統領が初めてのカトリックの大統領である。
そのような「予言」が重要な西洋文明において、1981年5月2日アイルランド航空164便がハイジャックされた。そしてハイジャック犯の要求がこの「ファティマ第三の予言」の公開をバチカンに求めるものであった。犯人はカトリック修道士だった。
事件は早々解決したが、「ファティマ第三の予言」と何ぞやと欧州では関心が広がる。その時、当時のヨハネ・パウロⅡ世猊下が狙撃される事件が起きた。世界中大騒ぎであった。今考えれば「ファティマ第三の予言」の話題を逸らすためだったのかとも疑われる。
その「ファティマ第三の予言」を有するバチカンのローマ法王猊下が「第三次世界大戦は既に始まっている・・・」とは、非常に意味深な発言である。
予言の内容は非公開なので想像でしかないのであるが、第三次世界大戦ではと言われている。
日本人には馴染みが薄いが、予言説の西洋人にとりバチカンが有する「予言」は非常に大きな影響力がある。