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東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

栗駒山残雪

2021-05-31 | バイク・山歩き









栗駒山は宮城岩手の県境にある
その稜線は秋田県にも隣接している
明日から6月だが栗駒山には残雪がある
宮城県側の登山口はいわかがみ平
そこから尾根歩きを往復3時間
自宅から往復240km
自転車では無理なのでバイクで行く
いつものモモコ平(と勝手に呼んでいる)で休憩
過ぎ去りし日々を思い出す
午後からは山頂にかかっていた雲も一部去った
天候に恵まれた一日でした









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西穂独標まで

2021-04-22 | バイク・山歩き



ゴールデンウィークの喧騒を避けた
飛騨側から西穂高に行った

前日に登った人が言う
風が強い
身体を押さえるのに苦労した
雪もズブズブが多い
西穂独標までが精一杯
天気予報で前日の風は秒速20メートル
気温マイナス3度C

ボクが登った日も秒速15メートル
気温は同じ
西穂山荘で一泊
去年の秋は天狗のコルまで行った
今回はまあ無理をせずに
西穂独標ぐらいで止めておく

先週末の低気圧が荒れた
雪が相当降った
冬から夏への過渡期だ
登った当日は風が強いが快晴だ

前穂と吊尾根が見えた
奥穂が見えた
奥穂西穂の稜線が見えた
懐かしの乗鞍もだ
景色は最高
これはご褒美だ





















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蔵王冬景色 刈田岳山頂

2021-01-26 | バイク・山歩き
真冬に登頂のチャンスは週に一日もない。
蔵王の御釜はもちろん凍結し雪に覆われている。
これから春に向かう。
運良くソロの若い人に写真を撮って頂いた。
帰りはいつもの雪原を通過した。
モモコと幾度か冬の散歩に来たことを思い出した。








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東西圧縮3 白馬岳~親不知ルート

2020-12-14 | バイク・山歩き
白馬岳~日本海の親不知までのルートは長大だ。
さわがに山岳会の小野健さんらが親不知から朝日岳まで栂海新道27kmのルートを開拓した。これにより白馬岳から日本海までの縦走が可能になった。

小野健さんは工学博士、デンカ(株)(旧社名:電気化学工業株式会社)青海工場の技師だった。デンカは1915年(大正4年)設立で伝統がある著名な企業で、デンカの青海工場は自前の水力発電所を持っている。

以前にボクが企業にいたころ、企業グループの部課長クラスの業際研究会でデンカの人も参加し、世界や日本の水問題の調査研究を実施したことがある。

現在、栂海新道は栂海山荘からサワガニ山の間が崩壊により通行不能のようだ。再開しても水場ほとんどなし、自転車からモーターバイクへの切替えを図っているという弱気なボクに、水と食糧を背負って2泊3日程度の体力が残っているか。

はるか昔の学生時代に、神戸から大阪経由で夜行列車に乗り、どういう訳かボクは妹と一緒に白馬岳の雪渓を登り、白馬岳から蓮華温泉まで下ったことを思い出した。








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蔵王の不忘山

2020-11-22 | バイク・山歩き
晩秋から初冬にかけての山歩き
落葉樹は全て葉を落とし
草は全て枯れて縮小し
樹林帯の山路の足下まで日差しが届き
限りなく見通しが得られる
この季節の明るい雰囲気の山歩きも楽しい

不忘山は蔵王連峰の南端にあり
西方の山形側には朝日連峰や飯豊連峰を望む








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栗駒山 紅葉逍遥

2020-10-10 | バイク・山歩き
今週の栗駒山
紅葉のシーズンになりました





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先週の岩木山

2020-10-10 | バイク・山歩き
岩木山の頂上だけ雲に覆われていた






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2.4 天狗のコル 天狗沢エスケープルート

2020-10-09 | バイク・山歩き
 今回は西穂から天狗のコルに至り、天狗沢を下り岳沢小屋に下るルートを当初から計画した。
 このルートは西穂から奥穂に到る稜線上で唯一のエスケープルートと言われている。確かに西穂奥穂の稜線では逃げ場はここしかない。いざとなればビバークしかない。ちなみに実質の所要時間は西穂山荘から西穂経由で天狗のコルまでは6時間、天狗のコルからジャンダルム経由で奥穂高山荘までは4時間で合計10時間程度で、これに休憩時間が加わる。天狗のコルから岳沢小屋までは約2時間。もちろん所要時間には個人差が大きく、リュックサックの重量が大きく影響する。

 岳沢小屋から天狗沢経由で天狗のコルまでのルートは、一昨年は畳岩尾根の途中まで行き、装備の初歩的ミスで引き返しているので、一応は天狗沢の登り下りの経験がある。昨年は同じルートを登りジャンダルム、奥穂経由で穂高岳山荘まで行った。ジャンダルムの頂上で新潟から来られたクライマーと遭遇し写真を撮って頂き談笑したことは楽しい思い出だ。

 天狗のコルには避難小屋あとの石組みが崩れて残っている。


 ここから天狗沢を急下降するが、浮いた岩石がほとんどで非常に悪い。下降の取り付きでは下降角度が大きく最も危険だ。畳岩尾根側の一枚岩の下部と浮いたガレた岩クズの境界にラインをとって下り、辛うじて足場を確保できる。岩クズの上を進むとローラーに乗ったように止まることなく滑り落ちてしまう。



 天狗沢の下りは昨年及び一昨年の状態に比べて非常に悪い。西穂山荘の職員と、携帯電話で予約を入れた岳沢小屋の職員にも今年は非常に悪いので注意するようにアドバイスを得ていた。今年は震度6クラスの群発地震が付近で発生していて、落石には十分注意するように勧告を受けていた。今年は登高下降のルートに踏み跡は全然ない。全て落石に覆われている。天狗の頭と畳岩尾根に挟まれた沢筋は狭く、上部からの落石で一撃を受ければひとたまりもない。耐えず上部から落石がないか、全身の感覚を研ぎ澄ませて注意しながら下った。幸い午後も時間を過ぎていたので、落ちるものは落ちてしまっていたのだろう、また幸運にも恵まれ落石にあうことがなかった。

 ここで無意識に「有難う、皆さん!ここまで生かしてくれて有難う!」と大きな声で天狗のコルの方向に叫びを上げた。神仏、先祖、身内、これまで私に係わった皆さんに!周りには人は誰もいない天狗沢で、沢筋の上部に向かって感謝の言葉を叫んだのだ。自分でも意外だった。無意識の中で感謝の言葉を叫んだのは生まれて始めてだった。

 岩場では何でもない個所で失敗するとよく言われる。リスクとは何だろうと考える。慎重にステップを確認しながら時間をかけて下り、岳沢小屋に到着した。


 岳沢小屋に宿泊した後、翌日は前穂高岳へピストン往復、またはジャンダルム経由で奥穂までを考えていたが、今回は断念することにした。
 翌朝は晴天に恵まれ、天狗沢を見ながら、充実した山行を思い出しながら上高地に下った。


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小さな勇気を 2.3 間ノ岳付近で出会った人

2020-10-04 | バイク・山歩き
 西穂から間ノ岳へ進んでいると反対の奥穂側から何人かの人が来た。

 最初の一番乗りは2人連れの男性で、30代ぐらいの先輩と後輩のようだった。
「奥穂からですか? 何時に出ましたか?」
「5時ごろです」
「(スピードが)随分早いですね」
それで終わり。2人連れだったのはこの一組だけ。後はソロ、みんな単独行者だ。

 イワヒバリに会った。2m位まで近付いても逃げない。人を恐れない。向こうに笠ヶ岳が見える。


 間ノ岳の頂上付近では全身を黒色でまとめた格好いいソロの女性と遭遇した。ヘルメット姿も凜々しい。20~30代の若手だ。岩影から急に現れた。ただ凄く緊張していた。イワヒバリの方が人懐っこい。対するボクはむさ苦しい男一人だ。山賊と間違えられるとかなわないので声をかけた。

「ココヘリに入っていますか」
「・・・」
「ひとりで歩いていると、万一に備えて心強いですよね。」
「別のGPSに入っています」
「気をつけて」
「お気をつけて」
会話はこれだけ、せいぜい数十秒。妙齢の女性に対して、実に味気ない会話だった。いきなりココヘリはないだろう。山賊に間違えられなくても、変な説教オジサンくらいには思われただろう。「いい天気ですね」ぐらいにしておけばと若干の後悔!
 
 私はフェイスブックで知り合いの先輩に教えられて、昨年からココヘリの保険に加入した。ヘリコプターによる遭難救助を受けられる保険だ。ソロの登山者には心強い。



 天狗の頭への登りで外国人のソロに出会った。30代くらいかな。ずいぶん軽装で、半袖半ズボンだ。寒くないのかな。荷物は5kg程度。一応、声をかけた。

" Where did you come from? "
" I came from France, フランスですよ”
予想どおり日本語を話せるのだった。
「荷物は軽そうですね」
「奥穂からの下りで西穂までイキマス。前回はテント装備で来たが、荷物が重くて大変でした。やはり荷物が軽いとサイコー!」
「私も次はもっと軽くしたいよ。Welcome to Japan!お気をつけて!」

(続)


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小さな勇気を 2.2西穂から天狗のコル

2020-10-03 | バイク・山歩き
 西穂高岳(西穂)山頂から奥穂高岳(奥穂)方面へはいきなり急な下りが続き、間ノ岳までは大小のピークが幾つか連続し、間ノ岳と天狗の頭の間には大下りと大登りがあり、その間の最低部は間天のコルと呼ばれる。コルとは鞍部(あんぶ)のことで、馬に人が乗るために置く鞍の中央部が低くなっていることに由来する。

 また、尾根筋の両端は切れ落ち緊張感が続く。コース全般は平坦な部分が1mも無いところも多く、もし落ちたらあの辺りで止まるだろうな、下まで何百mも落ちるだろな、と少しは考える。しかし目の前の手足のホールドを探すことに神経を集中するため、そんな恐怖感はなくなって「いいね、快感!」と叫んだりする。全神経を集中して手足と体を動かすこと、最も原始的な作業を続けること、単純にそれが醍醐味かも知れない。


 岩登り初心者の基本は、岩場では手と足のホールドを探し、常に手足の4点のうち1つしか移動せず、他の3点は岩場に確保する。いわゆる三点確保の基本を忠実に守って動かす。そんな作業の繰り返しだ。見かけは難しそうなルートでも手足のホールドは充分にあり、危険な箇所には最低限のクサリが設置されている。 

 間天のコルから天狗の頭に登る途中に有名な逆層スラブがあるが、意外に小さな割れ目(クラック)があり、補助のクサリを使って登ることができる。ただ、専門家はクサリは使わず、自分の手足と道具のみ信用しなさいという。また、雨や霧で岩の表面が濡れると、スラブに限らず靴の摩擦が効かず滑るので危険この上ない。やはり晴天で風の弱い日を選ぶことが安全につながる。 (続)





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