東西圧縮回流記

仙台青春風の旅 ブーメランのように 

知覧の特別攻撃隊

2022-04-21 | 安全保障

開聞岳
鹿児島県薩摩半島
知覧の飛行場を飛び立った特攻機は開聞岳の西側を通り、沖縄に向かったという。


知覧特攻平和会館

日本軍特攻隊戦死者 海軍2531名、陸軍1417名、計3948名 
(日本戦没者合計 310万人)
うち沖縄戦陸軍特攻隊死者 1036名 
(知覧特攻平和会館HPより)
米軍の沖縄上陸の同時期に1945年(昭和20年)3月26日から始まり7月19日 まで特攻作戦が実施された。知覧からの特攻で439名が戦死した。 

知覧特攻平和会館の前
富屋食堂のおかみさんと出陣前の特攻隊兵士の碑と石原慎太郎氏の文章が残っていた。

前途有望な多くの若者を失った
戦争になれば家族や愛するものたちを守るために出陣する
国を守るとはそういうことだ

ウクライナを侵略する狂人プーチン国家ロシア
日本はロシア中国など独裁国家の標的になる
集団自衛を強固にすること
自衛の軍隊を強固にすること
核武装も辞さないこと
反撃する軍事力がなければ一気に蹂躙される
憲法9条などとお花畑とは決別
戦後77年
平和の時代は夢のようだった
次の暗黒の時代が始まった
政治力を磨け
侵略に備えよ!
知覧に一泊し、早朝にバイクで近くの富屋食堂を訪れた


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風の電話とウクライナ

2022-04-05 | 安全保障

風の電話 監督諏訪敦彦 2020年公開

主人公ハルは2011年岩手県大槌町で東日本大震災の津波で被災する
両親と弟を亡くした
ハルは広島の叔母に引き取られた
広島の水害と土砂崩れ現場で津波被災を思い出す
福島の被災地を経由し岩手大槌に向かう
大槌に残るのは流された家の土台だけ
全編を貫くのは喪失感
風の電話で思い切り感情を吐き出す

明日へと繋がればいいが・・・

さて、ウクライナ
400万人が家を離れた
ロシアに何万人虐殺されたかわからない
家族の一人が残れば思い出してくれる人がいる
喪失感を引きずっていても思い出してくれる
家族全員が虐殺されると思い出してくれる人がいない

満州で、樺太で
シベリア抑留で
何万人亡くなったのか
情報が隔離されるとすぐには実数もわからない

ポーランドで、チェコで
チベットで、ウイグルで

自衛の軍事力を持たないと一方的に侵略される
抵抗して始めて対等になる
生物化学兵器は現実だ
小規模の戦略核兵器はタブーではない
首都圏2,000万人を全滅できる核兵器も現実だ
狂人プーチンとロシアは何をするかわからない

ナチスが台頭してから滅亡するまで10年以上必要だった
狂人プーチンロシアが滅亡するまで何年もかかる
独裁国家中国北朝鮮も危険だ
日本も自衛しなければ滅亡する
侵略されることはどれだけ悲惨か
日本の内部にも内なる敵がいる
現実をみて軍備を整えよ
自分の国を守れ、家族を守れ!



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沖縄の安全保障

2022-03-15 | 安全保障
辺野古の埋立工事

辺野古の沖合

 辺野古基地建設は埋立工事が進んでいる
沖合から沿岸にかけて滑走路用の埋立工事だ
普天間基地を辺野古に移設するための代替基地工事だ

野党の有力者が事前に土地を買い占め膨大な利益を得ていたとか
このことが週刊誌で話題になったのは10年以上前だったかな

辺野古基地のゲート前には反対派が数人いた
ジジババが反対を叫んでいた
本土からの移住者も多いと聞く
警備員の身元を調べて脅迫すると聞く
ロシアや中国やであれば即ちに逮捕される
監禁や拷問で人格破壊に至る
日本や米軍は寛大なのだろう

沖縄に米軍基地がなければ中国は侵略する
核兵器をちらつかせて侵攻する
尖閣列島を言いがかりにして核兵器で恫喝する
沖縄は簡単に侵略できる
反対派は何を考えているのだろう
沖縄の左翼知事は中国の侵略を防げるのか

ロシアには民主主義諸国が経済封鎖を始めた
日本も同調している
ロシアは日本を敵国とみなした
北海道が危ない
エトロフ、クナシリから知床や根室は目の前だ
青森に三沢基地があるが距離がある
いずれプーチンは北海道を狙うだろう

ロシアのウクライナ侵略が止まらない
ナチスの勃興から滅亡まで10年以上続いた
プーチンの滅亡まで通常はゆっくり時間がかかる
その間に世界は破滅の限りを尽くすだろう
現時点は中国がロシアにつくかどうか
予定どおりか距離を置くか
今が分岐点

そのための集団安全保障
日米安保
自衛隊の国防戦力強化増強
憲法9条で国は守れない

沖縄の人はお墓を大事にする
墓を作るには何百万円もするだろう

平和祈念公園に行った
沖縄戦では何十万人もの犠牲者がでた
日本本土決戦の前に核兵器に負けた
300万人以上が死んだ
自分の国を守ろう
侵略させない武力と知恵を持とう

辺野古基地前の反対派

辺野古周辺の墓地


沖縄県営平和祈念公園


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日本のエネルギー安全保障

2022-03-04 | 安全保障

バイクで鹿児島川内


九州電力 川内原子力発電所


エネルギー安全保障


ウラン1グラムで石油2,000リットルに相当



ウラン1グラムは石油2,000リットル相当 ドラム缶10本分



2月24日木曜日
狂人にマインドコントロールされたロシアがウクライナに侵攻した
誰もがまさかと思っていた
核兵器の使用をちらつかせて脅かしている
やってはならないことを平気でする
狂人が核兵器を持つとこれが現実に起きる
ナチスドイツのポーランド侵入を彷彿とさせる
自分たちも自分の国のことを考え直そう
以下のことが明らかになった

1.自分の国は自分で守れ
・核爆弾保有国の中国とロシアと国境を接している
・北朝鮮も核保有国、韓国は狂走の可能性あり
・国連の常任理事国ロシアは否決、中国は黙認
・国連は規約を変更しなければ役に立たない
・憲法9条で国は守れない
・売国奴のマスコミを無視すべし
・立憲、共産などは国を売るのか
・集団自衛権の確立が必要
・現在は民主主義国家の米国欧州と協調すべし
・国を守る気概のある政治家を選べ
・売国奴の政治家や企業を支持するな
・戦争にならないように万全の策を立てろ
・武器装備は最新のものに
・最後は自分が戦うようになる
・いざとなれば男は国の盾になりゲリラになる
・国民市民はもっと国を守る決意をしろ
・自分の先見眼を磨け

2.経済的に豊かになれ
・豊かさは幸福の基本
・貧乏になるな
・国防には資金が必要
・量的にも負けるな
・そのためには経済戦争にも負けるな
・妻子を守るために働け
・経済活動も戦争である

3.エネルギーを確保しろ
・エネルギーは基本
・金が無ければ輸入できない
・再生可能エネルギーだけでは国を維持できない
・エネルギーのベストミックス
・再エネ原理主義は間違い
・原子力を中心にしてエネルギー安全保障を確保すべし
・原子力の安全性は震災後に更新し確保した
・原子力の再処理処分技術は確立している
・シニアネットワークHP  http://www.aesj.or.jp/~snw/
・マスコミと反対勢力の扇動に乗せられるな
・再エネで主体のドイツは破綻する
・ドイツはロシアの天然ガスに支配されている
・環境原理主義の罠に墜ちるな

4.食糧を確保しろ
・経済的に豊かで無ければ輸入できない
・食糧確保の国土を守れ
・最低限の食糧は常に準備
・太陽風力は耕作地に設置するな

さて昨年、バイク旅で九州鹿児島の川内原子力発電所に立ち寄った
前もって申し込んでいなかったので発電所内部は見学できなかった
川内原子力発電所展示館を見学した
ここ数年は多くの原子力発電所を見学した
外部から凡そは推測できる
鹿児島川内の地政学的位置を確認できたことは大きな収穫だ

先程のニュースでロシアはウクライナの原子力発電所を占拠した
ロシアのやり方は下劣極まりない
元々は発電所の問題より他国に軍事攻撃することが最低の行動だ
原子力防御は軍事の問題だ
自国に他国の軍隊が入ると敗退する
ロシアを国際社会から除外すること
世界中がもっとウクライナを支援すること

 


海上輸送路を確保すること

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国後(クナシリ)島

2022-02-02 | 安全保障

知床半島の羅臼(ラウス)は国境の街だ
ラウスより国後島を望む

羅臼国後展望塔の館長さんは国後島から引揚げて来たと語っていた
4~5歳ごろに引揚げてきたそうだ
あまり多くを語らない
国後島を見て暮らしている


知床峠から国後島を望む


映画クナシリ ロシア人がフランスで製作

先日映画を見た
1945年の終戦後から3~4年は日本人も国後島に住んでいた
徐々に日本人は追い出された
国後島にはロシア人が入植した
インタビューではベラルーシから来たと言っていた
強制移住かも知れない?
現在のクナシリに住んでいる人々の生活は厳しい
インフラが整っていない
戦後のスタートは同じだ
現在の日本から見れば悲惨な状況だ

経済力が全てを決める
終戦後に日本は必死に働いた
低炭素社会に原子力は必須だ
食糧とエネルギーは最優先課題だ
エネルギーの基本は原子力にある
再稼働と新設は当然の初歩の基礎だ
こんな簡単なことを国民は理解できない
残念ながら日本国内には足を引っ張る勢力がいる
マスコミが日本の破壊者となる
コロナ騒動も然り
マスコミの煽りに乗らずに真実を見よう!


ポツダム宣言受諾後ソ連の侵攻
敗戦宣言1945.8.15以降のソ連軍の侵攻ルート
9月になっても侵攻を続けた
占守島での日本軍の必死の抗戦が無ければ北海道東部はソ連が占領していただろうと言われている

満州朝鮮でも悲惨な目に遭った

納沙布岬灯台

返せ北方領土 納沙布岬の碑


納沙布岬の碑

バイクの旅は続く

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「亡国の環境原理主義」著者・有馬純

2021-11-22 | 安全保障



福江島大瀬崎灯台


この本は今回のバイク旅行に持参した
「亡国の環境原理主義」(株)エネルギーフォーラム2021.11.1
東京大学の有馬純教授の著作だ
筆者は長らくの間、政府の代表としてCOPに参加していた
    *国連気候変動枠組条約締約国会議
     (COP: Conference of the Parties 締約国会議 )
有馬先生はかの京都議定書で有名な1997年COP3にも参加し
その後のCOPにも継続して参加している
国益を守るために必死になって対応していたことを知った
ポイントとなるのは2015年のパリ協定
今年はまた揺り戻しが生じた
とんでもない目標を掲げた
肝心なのはエネルギーミックス

問題となるのは3つの原理主義
1.反原発原理主義
2.再生可能エネルギー原理主義
3.環境原理主義

児童だったグレタさんをマスコミが持ち上げているが
これらはCOPとは直接の関係がないイベントだ
それをマスコミが面白おかしく報道しているだけだ
ドイツを主とする環境原理主義は自然を夢見る無批判の絶対主義という記述は興味ある
彼らは最大排出国の中国を決して批判しない
一般の人はそれを刷り込まれる
有馬先生の著書は我々技術系サイレントマジョリティの考えを代弁して展開し問題の本質を明快にしている

我々に必要なのは自国の経済を維持発展し最大幸福度を得ることだ
極論すれば学生の就職先を確保することや
若者やお父さんがリストラされ自殺者を出さないことだ
日本の高効率燃焼の大型石炭火力発電は熱効率60%程度ある
小規模の石炭燃焼では熱効率10%程度のボイラはざらにある
CO2の排出量を計算すればその差は歴然としている
原子力を利用しないでエネルギー問題の解決はできない
少し計算すれば解ることを皆さん気がつかない

かつて小生は学生に定量的に評価することを勧めた
自分も少し進めてみよう


下五島福江島の朝


福江島 鬼岳
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雨の日は三島由紀夫とFukushima 50

2020-07-15 | 安全保障
毎日雨が鬱陶しく続く。
こんな日は映画に行く。
午前と午後に連続して見た。どちらも3月の封切りの後、コロナ禍のため映画館の上映が中断し、再開した後に上映終了が多分今週中らしいので慌てて行った。やっと鑑賞に間に合った。

「三島由紀夫と東大全共闘」
「Fukushima 50」
どちらも重いテーマだ。





個人の年譜を含めると以下のようになる。
1969年1.18~1.19 東大本郷安田講堂封鎖あり
1969.3月~4月 原子核工学科の研修旅行 福島1号炉の建設現場を見学。日立、東芝など工場見学、就職している先輩から案内説明頂く。
1969.5.13 「三島由紀夫と東大全共闘」 討論会 駒場900番教室
1969.9.25 藤圭子デビュー 「新宿の女」 
1970.2月 トレーラー可搬型移動式原子炉の炉心核熱設計 卒論提出
1970.7月~8月 日本原子力研究所で学生研修 ライナックブースター型原子炉の核熱設計
1970.11.25 三島由紀夫 市ヶ谷駐屯地で自決
1971年 ライナックブースター原子炉設計のテーマで日本原子力研究所で学生研究員として1年間研修。
1972.1 札幌冬季オリンピック
1972年~3年間 京都大学にて原子炉事故時の過渡沸騰に関する研究
その前の1967年から1968年にかけて東北大学原子核紛争があった。

考えて見れば、忙しい学生時代だった。
この時代に一生の半分くらいの経験をした。

映画のことだが、三島由紀夫は紳士だった。背景は深く語りも優しい。一方、全共闘の学生は何を言っているのか挑発的で観念的過ぎた。その後、時間軸と実存を認識出来ず全共闘は衰退に向かい、学生は公務員、大学教員、予備校教師、マスコミ、芸術家、あと民間へと散りそれぞれ50年間の人生を歩むことになる。
「Fukushima 50」は現場の強さと時の首相の酷さが目についた。事故は津波を甘く見たことが全ての原因だ。東北全体の津波被害は筆舌に尽くせない。それでも鎮魂しエネルギー問題に立ち向かわなければならぬ。同じくコロナ禍の後も前を向かねばならない。

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中国の原子力 環境・経済・安全保障

2019-03-19 | 安全保障


 先日、大阪大学中之島センターで原子力学会の講演会があった。「中国における原子力開発の現状と展望」講師はキャノングローバル戦略研究所の段烽軍氏。阪大の中之島センターは阪大病院と医学部があった場所ですね。

 中国の原子炉の現状は商業運転45基(45.9GW) 、建設中12基 (12.7GW)、審査中26基(32.6GW)、計画92基(109.4GW)で50~150基の間だそうです。小型軽水炉ACP100は2016年建設開始で2019か2020に運転開始、高温ガス炉は2020から商業炉が運転開始予定、北京には高速増殖炉1基が運転中で、上海には2MWのトリウム溶融塩炉があり、もはや日本の優位性は崩れ去っている。

 ご講演のあと懇親会がありお話を伺ったところ、段烽軍さんはもともと環境系の研究者で、原子力の専門家ではありませんがと謙遜されていましたが、シンクタンクの方はスキルとして幅広い評価ができますね。ボクも退職前は環境でメシを食っていましたが、エネルギーの現状を見ると、とても原子力抜きでは成立しない。よく言われるのは3E+S(Energy security, Environment, Economy, Safety)だが、環境の側面からみれば温暖化対策には再生可能エネルギーでは間に合わない。作家の高島哲夫さんからSNSでコメントを頂いたことがありましたが、温暖化対策の環境の観点からは当分、原子力しかないと仰っていましたね。

 日本はマスコミによる風評被害と反対勢力の執拗な足かせで遅々として進まず、中国から見れば、いつまでもそうやって遊んでいなさいよ、アホやな、と言われそうです。日本は少しばかり豊かな時代を経て、一人当たりのGDPは20位以下になり、またもや12才の精神構造を持つ社会へと逆戻りしたのかも知れません。再生エネルギーの推進には、まずは国が豊かならねば進みません。

 気概を持つ若者よ、マイナス志向を乗り越えて前に進もう! まずは原子力を使って前進あるのみ!
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