マーク・アンドレ・ルクレール
カナダの先鋭的クライマー(登山家)の記録映画
登攀の記録を見るとゾクゾクする
生き方はストイックで引き込まれる
全て単独登攀だ
オーバーハング気味の垂直壁でも、アイスアックスの先端を10mmほど引っかけるだけで腕力で登ってしまう
とても私には出来ない
ルクレール氏は残念ながら20代半ばで命を落とす
その時は単独ではなく2人での登攀だった
単独行者がパーティを組んで遭難死することがよくある
日本では古くは神戸三菱造船所技師の加藤文太郎氏
単独登攀で有名な長谷川恒夫氏
この映画で意外だったのがコメントをしていたラインホルト・メスナー氏
1986年に人類史上初の 8000m峰全14座を無酸素で頂上に立った
現在80歳近いがかつての伝説的なクライマーが生きておられたことだ
登山家は言う「生きて帰ることが登山だ」
山に登ることが「生」そのものであることが共通したメッセージだ
「生」は人によってターゲットが違う
ルクレールの母親は我が子は「生」を全うしたと話したことが救いだった
キリスト教の死の感じ方の奥深さを見た
アイスアックス
あまりお薦めしませんが
海外から直接購入すると30~50%安くなる