先日、仙台市民球場で日本女子プロ野球リーグの試合を見た。リードされたチームの2番手に左のサイドスローのピッチャーが出てきた。
経緯は別にして、水島新司の漫画「野球狂の詩」(1972年~)の話ですが、女性のプロ野球プレーヤーとして水原勇気がいた。彼女は左アンダースロー、サブマリンのピッチャーだった。
さて命題は、日本における女子プロ野球リーグは、ナデシコジャパンのサッカーのように大変身できるか、である。
このリーグは株式会社わかさ生活が株主となり、2009年8月に株式会社日本女子プロ野球機構が設立された。2010年(平成22年)4月に日本女子プロ野球リーグが開始した。日本野球機構とは別組織で全日本野球会議に不参加のため独立リーグ扱いとなるようだ。組織としては少し弱い印象がある。今後伸びるためには、全日本野球会議に参加し、個々の球団が強力なスポンサーが付くか会社やクラブ組織にして競い合う関係が必要となる。
現実には事業はもう動き出しているが、ケーススタディとして事業の展開を予測し、どう運営するかを考えてみるがいい。