古関裕而記念館は福島市にある。
六甲おろし、栄冠は君に輝く、オリンピックマーチなど、みんな古関裕而さんの作曲なのだ。古賀政男や船村徹はよく知っているのにどうして古関裕而の名前が出てこないのだろう。他にも数多くの素晴らしい作品を残した偉大な作曲家なのに。
「若鷲の歌」 昭和18年(1943年)
作曲:古関裕而 作詞:西條八十 歌:霧島昇
若い血潮の 予科練の
七つボタンは 桜に錨
今日も飛ぶ飛ぶ 霞ヶ浦にゃ
でっかい希望の 雲が湧く
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・・・
ボクが子供だったころ、多分、小学生のころに予科練の歌を歌っていた。戦争に負けてしまったのに、どうしてこの歌の歌詞を覚えていて、みんなで大声で歌っていたのだろう。もはや軍国少年でもなく、戦後生まれだというのに。
若鷲の歌
阪神タイガースの歌(六甲おろし) 若山 彰(古関裕而 作曲)
高校生活最後のころまで、ボクは将来は船乗りかパイロットになりたいと思っていた。商船大学か航空大学校が視野にあった。しかし最後は大学の工学部に進学し、クラブは航空部を選びグライダーに乗った。それも長続きはせず、後は紆余曲折の根無し草になった次第。
以前に述べたがこの夢を叶えたのは高校同級生の清水保俊君だ。彼は商船大学に進学し、大型船の船乗りになり、その後JALに転職しジャンボジェット機に乗った。定年退職後には小説を書いて出版した。
ちょうど清水君が船会社からJALに転職したころ、ボクは東海村の日本原子力研究所に出向していた。当時はボクも横浜から東海村へ転居し悶々としていた。そのとき彼から長文の手紙を受け取ったことがある。風の便りにボクのことを知り気遣ってくれていたのだ。高校時代、彼は応援団長だった。三三七拍子の応援風景を思い出す。文句なしにカッコ良かった。ボクはまだ手紙の返事を書いていない。有難う、清水君!
『栄冠は君に輝く』昭和23年(1948年)
作曲:古関裕而 作詞:加賀大介 歌:伊藤久男
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一球に一打に賭けて
青春の讃歌を綴れ
ああ栄冠は君に輝く !
ああ栄冠は君に輝く !
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栄冠は君に輝く
作曲:古関裕而 作詞:加賀大介 歌:伊藤久男
(歌詞スーパー入り・イメージ)
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