財団法人エンジニアリング振興協会は4月1日から「一般財団法人エンジニアリング協会」(略称:ENAA)に移行した。http://www.enaa.or.jp/ 参加企業は日本の産業の中枢を占める。企業は社会の持続的発展と社会的責任を常に内部に取り込み実行する。
現在、会員企業数は177社
専業エンジニアリング会社 (日揮、東洋エンジ、千代田化工など) 41社
鉄鋼 (新日鉄、住金、神戸製鋼)3社
総合建設(鹿島、大成、清水、大林、竹中など) 32社
造船・重機(三菱、IHI、川重など) 6社
電機・通信 (東芝、日立など)14社
産業機械(荏原、小松など)14社
その他(コンサルタント、商社、鉱業石油、電力ガス等) 67社
昨日は同協会で研究開発部会が開催され、小職は「平成23年度 エネルギー・環境研究部会」の部会長を拝命した。3.11の東日本大震災の影響でエネルギーと環境の状況は大きく変わらざるを得ない。テーマは昨年度からの継続であるが災害対応、エネルギー、原子力、放射線に関する検討を追加し了承された。今年度の調査研究計画を以下に示す。上記会員企業の希望者が参加する。
第1WG バイオマスのボトルネック解消とバイオマスによる炭素固定(継続テーマ)
① バイオマスの同化機能を最大限に活用する。
② エネルギーだけでなく食糧等のマテリアルも含めた供給機能を強化する。
③ 防災や環境浄化、文化といった財やサービス機能とのバランスを取る。
④ バイオマスを活用した震災対応と分散エネルギーの検討。(追加)
第2WG 非化石・省エネ・高効率化による低炭素エネルギーシステムの確立(継続テーマ)
① 非化石エネルギーの活用技術
② エネルギー消費量の総量を削減する省エネルギー技術
③ エネルギー利用の高効率化システム
④ エネルギーと電力供給、震災対応、次世代エネルギー再編 (追加)
第3WG 企業活動・気候変動による生物多様性消失と社会・経済の対応方策(継続テーマ)
① 絶滅・絶滅危惧種の実態
② 温暖化や人的影響による環境破壊・人的被害・病気など
③ 新薬・作物品種などの開発資源としての種の重要性
④ バラスト水などの企業・経済活動による生態系の破壊
⑤ 外来種による水産業・農業などへの経済的被害
⑥ 外来種の駆除とその費用
⑦ 温暖化対策と絡めた生物多様性対策:湿地・森林保護、里山・水田、混植事業、ヒートアイランド対策など
⑧ 食糧問題(水産資源の枯渇、遺伝子組み換え作物の影響など)と世界的な飢餓人口半減対策への影響
⑨ 今後の企業・経済活動と地球規模・地域規模の生態系とのバランス
⑩ 原発事故時の放射線と食品、土壌等の風評問題 (追加)
以上
現在、会員企業数は177社
専業エンジニアリング会社 (日揮、東洋エンジ、千代田化工など) 41社
鉄鋼 (新日鉄、住金、神戸製鋼)3社
総合建設(鹿島、大成、清水、大林、竹中など) 32社
造船・重機(三菱、IHI、川重など) 6社
電機・通信 (東芝、日立など)14社
産業機械(荏原、小松など)14社
その他(コンサルタント、商社、鉱業石油、電力ガス等) 67社
昨日は同協会で研究開発部会が開催され、小職は「平成23年度 エネルギー・環境研究部会」の部会長を拝命した。3.11の東日本大震災の影響でエネルギーと環境の状況は大きく変わらざるを得ない。テーマは昨年度からの継続であるが災害対応、エネルギー、原子力、放射線に関する検討を追加し了承された。今年度の調査研究計画を以下に示す。上記会員企業の希望者が参加する。
第1WG バイオマスのボトルネック解消とバイオマスによる炭素固定(継続テーマ)
① バイオマスの同化機能を最大限に活用する。
② エネルギーだけでなく食糧等のマテリアルも含めた供給機能を強化する。
③ 防災や環境浄化、文化といった財やサービス機能とのバランスを取る。
④ バイオマスを活用した震災対応と分散エネルギーの検討。(追加)
第2WG 非化石・省エネ・高効率化による低炭素エネルギーシステムの確立(継続テーマ)
① 非化石エネルギーの活用技術
② エネルギー消費量の総量を削減する省エネルギー技術
③ エネルギー利用の高効率化システム
④ エネルギーと電力供給、震災対応、次世代エネルギー再編 (追加)
第3WG 企業活動・気候変動による生物多様性消失と社会・経済の対応方策(継続テーマ)
① 絶滅・絶滅危惧種の実態
② 温暖化や人的影響による環境破壊・人的被害・病気など
③ 新薬・作物品種などの開発資源としての種の重要性
④ バラスト水などの企業・経済活動による生態系の破壊
⑤ 外来種による水産業・農業などへの経済的被害
⑥ 外来種の駆除とその費用
⑦ 温暖化対策と絡めた生物多様性対策:湿地・森林保護、里山・水田、混植事業、ヒートアイランド対策など
⑧ 食糧問題(水産資源の枯渇、遺伝子組み換え作物の影響など)と世界的な飢餓人口半減対策への影響
⑨ 今後の企業・経済活動と地球規模・地域規模の生態系とのバランス
⑩ 原発事故時の放射線と食品、土壌等の風評問題 (追加)
以上