どうも、掲示板を見てると、妙な投稿が多いんですが。
「パリバ憎し」の気持ちはわかるんですが「アーバンが被害者だ」みたいなことを書く人が結構いるわけです。
アーバン教の信者ですか?
株主を欺いたのは、アーバンです。
CBの発表があった6月26日以降、大きく下落したのは、
(1)6月27日。CBの発表による希薄化を懸念して下げるのはしかたないです。
まあ、パリバが現物を600万株も売ったのがあるけどもね。
ちなみにLGT bankも、担保のうち200万株売ってます。
スワップ契約の最初のターンについては、この日の分で、ほぼ最大株数に達していて、もう十分です。
(2)7月4日。いわずと知れた、社長の担保株がごっそり売られた日。
これはどう見てもパリバは関係ないよね。
そして、これがほぼ致命傷でしょ。
(3)7月18日&22日。ゼファーの連想とゼファーショック。
パリバ関係なし。
(4)8月11日。S安で引けた日。まあ、これは露骨に情報漏れ。
もはやパリバは関係なし。
そういうこっちゃ。
そもそもCBを引き受ける金融機関が空売りヘッジをかけるのは当たり前やん。
それに、倒産前は、売買取得分については増やしてるし。(このあたりが上手いね)
パリバが見せ板を駆使して株価操作していたということにでもなれば、わからないけどね。
それから、最初にIRを出したのはもちろんのこと、その後ブルームバーグにいろいろコメントしたのも、アーバン側です。
300億入金したとか。
パリバはCBは予定通りとかそのようなことしか言っていない。(このへんも上手い)
一応、パリバがアーバンに詳しい情報を開示しないように指導したという考え方は全面的には否定できないかもしれないけど、開示して明らかに都合の悪いのはアーバンでしょ。
ちゃんと開示したら、ほぼ即死ですよね。
もちろん、普通に考えればそんなに詳しくは開示しないだろうけど、それでもやはり株価の下落を促進するでしょう。
そして、CBをどうしてもやりたかったのもアーバンでしょ。
やらねば即死。
92億が入ってもなお、8月13日に逝ったわけですから。
手段を選ばず生き延びたかったってことですよね。
株主を欺いたのは社長とアーバンです。それについては疑いの余地がない。
あ、謎の話をしていなかった。
とりあえず「謎 その1」
いつから、潰れることを考えていたか。
少なくとも今年の春には相当な危機感を持っていたのは間違いない。
社長がどの程度それを感じていたのかはわからないけど。
社長が今年になって担保に入れた自社株は、前回書いたように1300万株。
そのうち、700万株は新規です。
紙くずになる前に自分の資産を確保したかった、という推測も出来なくはない。
もっとも、自分が作って大きくした会社をそう簡単に見切るとも思いにくいけど。
いけいけどんどんのバブル脳タイプでリスク管理ができていなかった人と考えるほうが、自然ではあります。
パリバとのCBの契約をした時点では、もう死にかけであることはわかっていたでしょう。
だとすると、もしも担保にした株を銀行などが売り飛ばす前にドボンしていたら、どうなったんだろうか。
銀行側にとっては冗談じゃないですね。
社長から資産をむしりとるの?それとも、そんなことはできない?
このあたり、よくわからないのだ。だれか教えて。。。
トラコミュ 株ってどうなの!?
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